補聴器外来(成人)

診察の流れ(予約制)

目白大学耳科学研究所クリニックの補聴器外来(成人)では、耳鼻咽喉科医師の指示の下、1)知識と経験豊富な「専任の言語聴覚士」がきめ細かな検査に基づいて、 2)補聴器の「貸出(無料)」による実生活での使用練習と音の再調整をしっかり行います。3)「補聴器が効果がある」と総合的に評価された場合には、4)「補聴器の購入について説明しアドバイス」を行います。

*当クリニックは、厚生労働省の定める補聴器適合検査の実施施設です。
*補聴器外来では、認定補聴器技能者が立ち会うことがあります。

第1回 (90分)

問診(きこえ、コミュニケーションについて)
   ・補聴器の選定・調整に必要となる、きめ細かな検査(数項目)を行います。

検査結果の説明、方針の決定
   ・ご希望をうかがいながら、装用耳、補聴器形、価格帯などについての相談

第2回 (90分)

補聴器の試用開始(貸し出しは無料)
装着法、使用法の説明

   ・補聴器適合検査(1回目)

実生活での貸し出し試聴(補聴器使用の練習)

第3回以降 (60~90分)

問診(試聴補聴器の使用状況、効果について)
   ・補聴器適合検査(2回目以降)

必要に応じて再調整、貸し出し試聴の継続


2~5回繰り返します

補聴器の適合 → 補聴器外来終了 (60~90分)

   ・必要に応じて検査を実施

<終了までに2~4ヶ月かかります>

補聴器外来の受診にあたって(ご理解をお願いします)

補聴器は、医療機器(薬事法の定める管理医療機器)です。当クリニックでは耳鼻科診療の一つとして、医学的見地から補聴器適合・使用練習・評価を行います。

補聴器の器種の選び方・補聴器の効果は、個々人の耳や聴力の状態によって異なります。

  • 聴力の状態や外耳道の形状によっては、ご希望の補聴器の形をお選びいただけない場合があります。

最新の補聴器であっても効果には限界があり、聞こえが完全に回復するわけではありません。

  • 補聴器の使用には、練習が必要です。練習初期には、生活音が不快に聞こえる場合があります(多くの場合、次第に慣れます)。
  • 補聴器は、一対一での対面での会話(ゆっくりとした話し方)で最も効果があります。早口や離れた場所、騒がしい場所での会話は、補聴器による聞きとりの改善には限界があります。
  • 補聴器を上手にお使いいただくには、補聴器の効果的な使用法をおぼえることが必要です。また、さまざまな音へ慣れること、周囲の方のコミュニケーション上の配慮・工夫も必要です。

補聴器の使用は、周囲の方とのコミュニケーション改善を目標にします。ご高齢の方の受診の場合は、ご家族の同伴をお願いいたします。

【福祉利用手続き】

福祉利用の場合

身体障害者手帳(聴覚障害)所有の場合は、購入費の補助が利用できる場合があります。補聴器適合後、後日、役所窓口に申請手続きを行って下さい。