心理学研究科

Psychology
新宿キャンパス

心理学研究科 専攻構成

研究科長メッセージ

フレンドリーな学びと研鑽の場に

心理学研究科長 渡邉 勉

心理学研究科は、昼夜開講制をとり、目的意識の明確な方に広く学びの機会を提供したいと考えています。修士課程は現代心理学専攻と臨床心理学専攻、博士後期課程は心理学専攻が配置されています。前者の2専攻では、心理学の諸分野で活動できる高度な専門能力を持つ職業人、後者では、修士課程での研究あるいは社会での実践をさらに発展させ、研究者・教育者として後進の指導にあたる人材の養成を目指しています。本研究科は専門領域を幅広くカバーした教員による指導と、修士課程ではTA(ティーチング・アシスタント)制度によって、各人の問題意識を複数の視点から深めていくことができます。両専攻の院生は、実習科目以外の開放科目において活発に相互交流ができます。博士後期課程では、当該の分野の指導教員が学位論文作成のため一貫して個別に指導しています。
これからは「心の時代」であり、多くの人が「心のケア」を求めている、そのように声高に叫ばれることがあります。しかし、これは今に始まったことではありません。これまでも心かモノか、無意識か行動かと二項対立的に捉えて、心理学研究の方向も揺れ動いてきた歴史があります。方法論にも、はやりすたりがありました。いつの時代にも息苦しい状況があり、現代だけが閉塞と絶望に満ちているのではありません。それでも、今ほど歴史の転換点に立っているという自覚を持って、心理学の研究と実践に取り組まなければならない時はないと思います。心理学は、元来が学際的性質を持つ分野ですから、私たちの研究と実践においてもこのような今日の要請に応じて、研究テーマと方法や実践を再検討することが求められています。
大学院で(というよりも大学院の学生時代において、と言うべきと思いますが) 学んだことを、やがて実践者・研究者として、それぞれが得意とする心理学的サービスを提供できるように自分を役立てていく。そのように成長するために、本研究科を教員と学生の双方にとってフレンドリーな学びと研鑽の場にしたいと思います。