心理学研究科

現代心理学専攻 修士課程

Master's Program in Contemporary Psychology 新宿キャンパス

カリキュラム

取得できる学位

修士(心理学)

授業科目の概要(2016年度実施内容。2017年度には一部変更の可能性があります)

「現代心理学方法論」「現代心理学特論」「心理援助学特論」から科目を履修します。修了要件は30単位以上。

各科目の概要は科目名をクリックしてご確認ください。

(*):臨床発達心理士受験資格取得のための指定科目。その他に臨床心理学専攻、生涯福祉研究科生涯福祉専攻の指定科目の履修が必要。
注)臨床心理学専攻の希望者は▲印のある科目を除く全科目を履修できる。なお、他研究科からは資格取得に関する場合に限って履修を認めることがある。
現代心理学方法論
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
心理学研究・統計法演習(▲) 2   1
担当:今野 裕之/河野 理恵

心理学の研究法と統計法について、講義・演習と実習とを組み合わせて授業を行う。統計の実習については、データ入力など基本的なスキルから、統計ソフトを用いた統計的仮説検定などについて学習する。

心理学研究法特論   2 1・2
担当:亀井 美弥子

近年重要な研究視点・方法とされる質的研究法について学ぶ。研究法の理論や実例にふれながら、個々の問題関心から質的データを得、研究として完成させるための考え方や要件について具体的に解説する。

調査研究・データ解析実習(▲)   2 1
担当:川端 美樹/高橋 浩

調査研究法・データ解析の基本および理論を学び、グループワークによって調査を行い、調査研究レポートを執筆することで、修士論文研究の方法論として活かせる知識・能力を獲得することを目標とする。

アカデミック・スキルズ(▲)   2 1・2
担当:奈良 雅之/川端 美樹/今野 裕之/河野 理恵/齋藤 梓

修士論文の作成に必要となる基本スキルを学ぶ。具体的には、①論文構成や問題設定など論文の内容面についてのスキル、②論文の書式など形式面のスキル、③学会発表に必要なプレゼンテーションのスキルを学ぶ。

現代心理学特論
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
心理学の歴史と理論(▲) 2   1
担当:原 裕視

こころとは何か? どのように考えられ、どのように捉えられてきているのか? 心理学では何が分かり、何が測定可能なのか? いつから学問になったのか? 哲学?アート? 実証科学としての心理学とは? 例えばこのような素朴な疑問について歴史をたどりながら一緒に考え、代表的な理論の変遷やそれらの相互関係を理解することを通じて、現代心理学の全貌を改めて整理する。

認知心理学特論   2 1・2
担当:河野 理恵

認知心理学のうち、とりわけ記憶に関する研究の論文を読解することにより、この領域における主要な理論について理解を深め、実験手続き、応用法などについて検討する。

精神医学特論   2 1・2
担当:庄司 正実

DSM-5、ICD-10など、近年の精神医学診断の方法がどのようなものであるかを理解する。また、それぞれの精神障害の特徴について概要を把握する。

発達心理学特論(*)   2 1・2
担当:小野寺 敦子

乳児期から高齢期までの発達の特徴および諸問題について、生涯発達の視点から学ぶ。授業では発達についての重要な理論を概観するだけでなく、最新の新しい研究動向を扱った論文を積極的に取り上げ、専門知識を高める。

言語発達特論(*)   2 1・2
担当:春原 則子/木場 由紀子/後藤 多可志
(3名共にリハビリテーション学研究科リハビリテーション学専攻所属)

本科目では、小児の言語と脳、言語発達や構音の発達について基本的な知識を得、さらに発達障害や後天性脳損傷、ダウン症や脳性麻痺などの疾患が背景にある各言語障害の評価や対応方法について学ぶ。

非言語行動心理学特論   2 1・2
担当:渋谷 昌三

非言語コミュニケーション(しぐさ動作、顔の表情、空間行動、接触などの非言語行動)に関連した最新の研究を取り上げ、心理学の視点からその理解と今後の展開について考察する。

社会心理学特論   2 1・2
担当:今野 裕之

社会心理学のうち、社会的自己と対人関係について研究する分野である対人社会心理学領域の研究論文を読解することを通して、対人社会心理学の理論・知見・研究法について理解を深める。

メディア・コミュニケーション特論   2 1・2
担当:川端 美樹

社会におけるさまざまなメディアを用いたコミュニケーションについて、そのプロセス、内容、人々の社会的認知や社会に与える影響などについて議論し、メディアと人間の情報行動について理解することを目標とする。

法と心理学特論(*)   2 1・2
担当:齋藤 梓

犯罪、虐待、青少年の逸脱行動、児童福祉といった法と心理学が交差する分野について広く学び、考えることを目標とする。

家族心理学特論(*)   2 1・2
担当:小野寺 敦子

家族が形成される過程、親として子育てをする過程で見られる夫婦関係、親子関係の変化に注目する。介護をめぐる家族問題にも触れる。

産業組織心理学特論   2 1・2
担当:高橋 浩

産業組織が所期の目標を達成するためには、人間不在にならないマネジメントが重要となる。そこで、人事心理、組織心理、作業心理、市場心理の各領域について、その研究的側面および実践的側面からの理解を深めることを目的とする。

スポーツ心理学特論   2 1・2
担当:奈良 雅之

スポーツ選手、コーチなどスポーツ関係者への心理的支援をテーマに、トップアスリートのスポーツ活動に関する事例や資料を用いて問題提起し、解決のための方法や方策について検討する。あがり防止に用いられる呼吸法とその成果を評価するための生理的指標の記録についても体験する。

心理援助学特論
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
カウンセリング再入門 (▲) 2   1
担当:齋藤 梓

本専攻では、アカデミックな心理学とともに心理援助学を学習・研究の重要な対象とする。そこで本科目では、特定の理論や技法を興味に応じて学ぶのではなく、心理援助学の基本としてのカウンセリングをバランスよく体系的に学ぶ。

カウンセリング実習I(▲)   1 1・2
担当:阿南 憲治

Iでは、カウンセリングの基本スキルの修得を目標とする。その修得の段階からステップアップしたⅡでは、カウンセリングの構造を理解し、さらに応用力を身につけ対人援助として一定の役割が果たせることを目標とする。

カウンセリング実習Ⅱ(▲)   1 2
担当:阿南 憲治

Iでは、カウンセリングの基本スキルの修得を目標とする。その修得の段階からステップアップしたⅡでは、カウンセリングの構造を理解し、さらに応用力を身につけ対人援助として一定の役割が果たせることを目標とする。

メンタルヘルス特論   2 1・2
担当:庄司 正実

企業従業員のメンタルヘルスは社会的に重要な問題となっている。この授業では、企業従業員のメンタルヘルスがどんな状況にあるかを知り、その対策について考える。職場メンタルヘルスの実践的側面および研究的側面からの理解を深めることをこの授業の目的とする。

産業カウンセリング特論   2 1・2
担当:原 裕視

メンタルヘルスに関わる心理的援助およびキャリアカウンセリング(コンサルティング)について幅広く扱う。参加者は自分の興味を抱くテーマだけに限定せず、この領域全般について幅広く理解を深めるとともに、研究および論文としての望ましい条件を理解することを目的とする。

キャリアコンサルティング特論   2 1・2
担当:大和 恵美子

キャリア形成の重要性が認識され、企業・教育・紹介機関などにおいてキャリア・コンサルタントの活躍が期待されている。本授業ではキャリア・コンサルタントに期待される知識・能力のうち主要なものを取り上げ身につけることを目的とする。

多文化心理援助学特論   2 1・2
担当:大西 晶子/李 原翔

「文化と人間」「文化が違うと何が違うのか?」「援助と文化の関係」などの基本的なことから、異文化間の心理的な援助の実際までを学ぶ。心理療法、カウンセリングに限定されない多様な援助・支援の方法(心理学的介入)を、多文化(異文化間)という状況でどのように実践するかについての理解を深める。

被害者支援心理学特論   2 1・2
担当:齋藤 梓

この授業では、犯罪被害後の被害者の精神状態や生活の困難、および被害者支援の実際について、犯罪種別毎の具体的な事例や視聴覚教材から学び、ディスカッションを行いながら理解を深める。

健康心理学特論(*)   2 1・2
担当:奈良 雅之

健康について心理学的視点、特に認知、感情、行動という視点から捉え論議することで、健康に関する理解を深め、研究方法論を獲得することにより、社会における健康作りを支援する専門家としての素養を高める。

言語発達の評価と支援(*)   2 1・2
担当:温泉 美雪

本講では、言語発達障害の評価と診断の方法を学ぶ。発達検査を用いた言語発達の評価の仕方について演習を行う。また、自閉症スペクトラム障害、AD/HD、学習障害などの認知行動特性と、学校や家庭などにおける支援方法を学習する。

心理援助学実習I(▲)   1 1・2
担当:小野寺 敦子/庄司 正実/齋藤 梓

すでにさまざまな現場で心理援助やヒューマンサービスに従事している院生を対象に、精神科医、臨床心理士、臨床発達心理士として豊富な実績を持つ教員が、個別もしくは少人数のスーパーヴィジョンやコンサルテーションを定期的に行う。

心理援助学実習Ⅱ(▲)   1 1・2
担当:小野寺 敦子/庄司 正実/齋藤 梓

すでにさまざまな現場で心理援助やヒューマンサービスに従事している院生を対象に、精神科医、臨床心理士、臨床発達心理士として豊富な実績を持つ教員が、個別もしくは少人数のスーパーヴィジョンやコンサルテーションを定期的に行う。

研究指導
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
現代心理学特別研究(▲) 4   2

修士論文研究指導に相当する。院生は指導教員が決まるとそのゼミに所属し、ゼミ単位で、また個別に指導を受ける。