リハビリテーション学研究科

リハビリテーション学専攻 修士課程

Master's Program in Rehabilitation 新宿キャンパス

カリキュラム

取得できる学位

修士(リハビリテーション学)

授業科目の概要(2016年度実施内容。2017年度には一部変更の可能性があります)

「共通科目群 基幹科目(必修)」「共通科目群 展開科目」「専門科目群 理学療法リハビリテーション分野」「専門科目群 作業療法リハビリテーション分野」「専門科目群 言語聴覚療法リハビリテーション分野」から科目を履修します。修了要件は30単位以上。

各科目の概要は科目名をクリックしてご確認ください。

共通科目群

基幹科目
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
リハビリテーション理論特論 2   1・2
担当:小林 修二/毛束 忠由/立石 雅子

リハビリテーションの理論的体系の歴史的な変遷と構造、特徴について学ぶ。国際生活機能分類(ICF)の考え方に基づき、リハビリテーションの実践を分析し、そのあり方を考察する力を養うとともに、自己の研究目標について理解を深める。

リハビリテーション研究法特論 2   1・2
担当:矢野 秀典/春原 則子/木下 康仁

先行研究のレビュー、研究目的・仮説の明確化、研究計画の作成、方法の選択、結果分析の手法、研究論文のまとめ方、研究倫理の遵守など、リハビリテーションの研究を進める上で基本となる事項を学ぶとともに、調査研究、臨床研究、質的研究などについて、具体的研究例を通して理解を深める。

リハビリテーション包括的支援特論 2   1・2
担当:新井 武志/會田 玉美

すべての人が可能な限り住み慣れた地域で自分らしく生活するために必要な支援・サービスのあり方や、医療・福祉、および行政・住民の協働などについて、リハビリテーション専門職の視点から学ぶ。

リハビリテーション統計学 2   1・2
担当:山田 孝

基本的な統計学的手法の理論と実際を学ぶ。また医療・保健・福祉・教育などの研究に使用されている統計学的分析法を応用する能力を養うとともに、多変量解析をはじめとした分析方法への理解を深める。理論についての講義とともに、統計ソフトSPSSを使用した演習形式の授業を行う。

リハビリテーション医療管理特論 2   1・2
担当:佐藤 広之

リハビリテーション領域の組織およびチームアプローチの特性について理解し、質の高い医療を提供するためにどのような体制が必要であるかを、危機管理やヒューマンエラーに関する知識も深めながら学習する。

展開科目
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
リハビリテーション医学特論   2 1・2
担当:田代 祥一/仲本 なつ恵

整形外科疾患、脳血管疾患、耳鼻咽喉科疾患、内科・小児科疾患などのリハビリテーション医学の対象疾患に関する診療技術や研究の進歩について理解する。社会情勢や患者の生活の変化などを踏まえ、柔軟な対応のあり方についても学ぶ。

リハビリテーション心理学   2 1・2
担当:山田 孝

障害の種別や発症の年齢、リハビリテーションの過程などで直面する多様な心理的問題について、特に対象者の多い高齢者を中心に理解する。心理学的評価法、心理的介入の方法、家族のケアなどによる問題軽減といった対応法を考察する。主に人間作業モデルについて、講義する。

リハビリテーション工学特論   2 1・2
担当:工藤 裕仁/矢㟢 潔

各種補装具・福祉関連機器・環境制御装置などの開発・導入に欠かせない、運動学、運動力学、生体力学、材料工学などリハビリテーション工学の基礎について学ぶ。その上で、障害者の生活の質(QOL)向上に向けた実証的な研究を展開する。

リハビリテーション教育法特論   1 1・2
担当:毛束 忠由

リハビリテーション専門職の養成施設や臨床実習施設での教育方法について学ぶ。アドミッションポリシーなど教育方針の重要性、問題基盤型学習(PBL)の方法、客観的臨床能力試験(OSCE)の実施、クリニカルクラークシップによる臨床実習法など幅広い知識を修得する。

特別支援教育特論   1 1・2
担当:四日市 章

わが国における特別支援教育の歴史、制度、指導内容などをとおして、さまざまな障害児に対する教育や支援の概要を理解し、そこで学ぶ障害児の課題や障害に対する社会の捉え方について考えたい。

社会保障特論   2 1・2
担当:渋川 智明

社会のセーフティネットである社会保障制度の政策理念、機能などを、公的扶助、社会保険制度など具体的施策を通じて理解する。少子高齢化や財政的課題について、英国など先進諸国制度とも比較・検証し、安定的な制度設計を考究する。

障害者福祉特論   2 1・2
担当:矢島 卓郎 (生涯福祉研究科生涯福祉専攻所属)

障害者基本法の精神に則り、その中軸となる障害児・障害者福祉の施策・制度・サービス体系の新しいあり方を学ぶ。そして福祉と関連する教育などとの連携もふまえて、現代障害者福祉論の課題と可能性を探る。

精神保健福祉特論   2 1・2
担当:西澤 利朗 (生涯福祉研究科生涯福祉専攻所属)

精神保健福祉法など精神障害者に関連する法や制度を学び、それら関連法規に共通する障害者の福祉施策を基礎に援助活動の方法と実際を学ぶ。

専門科目群

理学療法リハビリテーション分野
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
理学療法リハビリテーション特論I   2 1・2
担当:新井 武志/万行 里佳/安心院 朗子

生活習慣病の予防や高齢者の介護予防など、予防的リハビリテーションを実践するために必要な情報や技術を学ぶ。高齢化の進行に伴う社会保障費の増大が社会問題化している現代において、理学療法士に期待される役割について理解する。

理学療法リハビリテーション特論Ⅱ   2 1・2
担当:矢野 秀典/竹田 浩樹

質の高い理学療法を提供するために必要な基礎知識や技術を身につける。また、少子高齢化の進行、疾病構造の変化、医療技術の進歩など理学療法を取り巻く環境、理学療法の今日的課題や最新の研究事例についても知識を深める。

理学療法リハビリテーション演習I   2 1・2
担当:辻 和弘/兵頭 甲子太郎

理学療法リハビリテーション特論Iの内容を受け、予防活動を中心とした理学療法研究を体系化する。過去の研究成果や実践をリサーチし、今後の展開について考察するとともに、修士論文の作成に向け研究のレビューや研究法を学ぶ。

理学療法リハビリテーション演習Ⅱ   2 1・2
担当:木下 修/滝音 美里

理学療法リハビリテーション特論Ⅱの内容を受け、最新のトピックや研究事例などを通じて、治療としての理学療法が抱える課題や問題点を解決する力を養う。また、演習Iと同様に研究のレビューや研究法を学び、修士論文作成の準備を進める。

作業療法リハビリテーション分野
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
作業療法リハビリテーション特論I   2 1・2
担当:會田 玉美/藤田 佳男/小林 幸治/香田 真希子

本来的な作業療法の可能性を追究するには、医学・社会・福祉・教育・職業と幅広い視点をもつことが求められる。本講義では作業療法領域における最新のテーマを学び、今後の社会的ニーズに応えるための知識と専門性を修得する。

作業療法リハビリテーション特論Ⅱ   2 1・2
担当:山田 孝

人は多面的な存在であり、その多面性が相互に影響する。本講義では人々の生活の質(QOL)を向上させる作業療法の研究法について論じる。

作業療法リハビリテーション演習I   2 1・2
担当:矢﨑 潔/會田 玉美/藤田 佳男/小林 幸治/香田 真希子

作業療法リハビリテーション特論Iでの学びを踏まえ、手の機能障害、作業療法管理学、認知機能、作業遂行支援学、心理社会的援助学などについての研究事例や演習を通じて修士論文作成の準備を行う。

作業療法リハビリテーション演習Ⅱ   2 1・2
担当:山田 孝/會田 玉美

保健・医療・福祉・教育・労働・行政・企業・司法など幅広いフィールドにおける作業療法の事例を「つながり」の視点から分析する。社会的な包括支援に貢献するための作業療法理論についても学ぶ。

言語聴覚療法リハビリテーション分野
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
言語聴覚療法リハビリテーション特論I   2 1・2
担当:内山 千鶴子

社会の変化に伴い、発達障害児に対する医療や教育の考え方や定義が変化している。小児領域の発達障害を中心に時代の変化に対応し、適切な評価指導を行えるための情報収集を行い、自ら考え対象児に適応する方法を思考する練習をする。

言語聴覚療法リハビリテーション特論Ⅱ   2 1・2
担当:春原 則子/木場 由紀子/後藤 多可志

失語症を中心とする高次脳機能障害、言語発達障害、聴覚障害をめぐるこれまでの状況を俯瞰し、新たな研究成果も踏まえて、言語聴覚療法だけでなくリハビリテーションや療育の視点から議論を深める。

言語聴覚療法リハビリテーション演習I   2 1・2
担当:小林 智子

聴覚障害の影響の捉え方、特に発症時期とそのライフステージにおける影響を学び、言語聴覚士としての支援を理解する。また、社会状況や聴覚障害児・者の生活の変化を考え、柔軟な対応のあり方について学ぶ。

言語聴覚療法リハビリテーション演習Ⅱ   2 1・2
担当:立石 雅子/今富 摂子/後藤 多可志

さまざまに変化する社会情勢に伴い、言語聴覚障害に関わる領域にも影響が生じている。医療保険や介護保険、地域リハビリテーションにおける言語聴覚士の職務、言語聴覚療法の現状と課題を整理し、職域の将来像について考える。

特別研究

6単位を選択必修

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
特別研究(理学療法リハビリテーション分野)   6 1〜2

理学療法分野における研究論文を作成するために必要な基本的知識を実践的に修得する。国内外の文献検索と講読を通じて研究計画を明確化し、データの収集・分析、結果の解釈と考察を行い、修士論文の完成を目指す。

特別研究(作業療法リハビリテーション分野)   6 1〜2

国内外の文献検索と講読、研究課題に基づいた研究計画書の作成、データの収集と分析、結果の考察というプロセスを、段階を踏みながら修得する。その総括として、作業療法リハビリテーション分野に関する修士論文の完成を目指す。

特別研究(言語聴覚療法リハビリテーション分野)   6 1〜2

言語聴覚療法の対象となる幅広い領域における臨床活動を見つめ、社会情勢などさまざまな要因により発生する問題点から独自の研究テーマを選択する。資料やデータの収集・分析、結果の解釈・考察を行い、修士論文の完成を目指す。