生涯福祉研究科

生涯福祉専攻 修士課程

Master's Program in Social Work Services 新宿キャンパス

カリキュラム

取得できる学位

修士(社会福祉学)または 修士(保育学)

授業科目の概要(2016年度実施内容。2017年度には一部変更の可能性があります)

「基幹科目(必修)」「福祉関連科目」「保育・発達支援関連科目」から科目を履修します。修了要件は30単位以上。

各科目の概要は科目名をクリックしてご確認ください。

★印は専修免許状取得該当科目
(*):臨床発達心理士受験資格取得のための指定科目
●印は2016年度は開講せず
基幹科目
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
生涯福祉総論I(児童期・青年期)★ 2   1
担当:大崎 広行

①病気・障害・虐待などの困難にさらされる子どもの発達支援と家族支援、②乳幼児期から青年期までの各ライフステージで必要な福祉と教育の連携の2つを視野に、子育て支援などに関する施策のあり方と課題を探る。

生涯福祉総論Ⅱ(成人期・高齢期) 2   1
担当:渋川 智明

壮年期から高齢期にかけ、深刻で、切実な課題となっている「介護」「医療」など社会福祉を政策・実体論的に捉え、理解する。さらに超高齢社会における国民個々の豊かなライフステージのあり方を考え、これからの社会形態を展望する。

ソーシャルワーク論 2   1
担当:西澤 利朗

我が国において社会福祉援助技術と総称されるソーシャルワークの歴史、理論、実践について考察を深め、ソーシャルワークの核心を理解する。

福祉サービス評価法 2   1
担当:須加 美明

福祉サービスの評価に必要な概念とサービス評価の種類を学ぶ。サービス評価の4種類(構造・過程・結果・効率の評価)を理解し、評価可能性の評価、参加型評価など主要な評価を学び、評価の課題を考察する。

福祉臨床論 2   1
担当:青木 豊

少子化の進む中、育児不安、虐待、学校崩壊、自殺などといった従来福祉領域で扱われていた問題を「福祉臨床」という視点から捉えなおす。特に育児不安や育児困難、乳幼児虐待に関連する問題について、深く掘り下げ「福祉臨床」という観点から学ぶ。

福祉関連科目

専修免許を取得する場合は、★印の科目の中から12科目(24単位)を履修すること。

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
児童福祉特論★   2 1・2
担当:千葉 茂明

子どもの健全育成を進める制度、政策、歴史、子どもの権利保障などを考察する。子どもを取り巻く諸問題や管轄する行政、地域、支援機関、また各種児童福祉施設の福祉支援の現状の検討。子どもと家族を含めた支援のあり方を地域福祉の視点からも考える。

老人福祉特論   2 1・2
担当:須加 美明

支援困難な高齢者へのアプローチを検討する。サービス拒否、自己放任(セルフネグレクト)、対人関係の著しい偏りなど困難事例はいくつかの類型に分けられるが、類型ごとに必要な知識技術を考える。

障害者福祉特論★   2 1・2
担当:矢島 卓郎

障害者基本法の精神に則り、その中軸となる障害児・障害者福祉の施策・制度・サービス体系の新しいあり方を学ぶ。そして福祉と関連する教育などとの連携もふまえて、現代障害者福祉論の課題と可能性を探る。

精神保健福祉特論   2 1・2
担当:西澤 利朗

精神保健福祉法など精神障害者に関連する法や制度を学び、それら関連法規に共通する障害者の福祉施策を基礎に援助活動の方法と実際を学ぶ。

社会保障特論   2 1・2
担当:渋川 智明

社会のセーフティネットである社会保障制度の政策理念、機能などを、公的扶助、社会保険制度など具体的施策を通じて理解する。少子高齢化や財政的課題について、英国など先進諸国制度とも比較・検証し、安定的な制度設計を考究する。

地域福祉政策特論   2 1・2
担当:加瀬 進

構造改革や地方分権推進による行政権限の地方への委譲と、市町村における地域福祉施策の実際を学ぶ。また、地域福祉の基盤整備に不可欠な人材、環境などの地域資源について分析し、今後の地域福祉政策の展開を論じる。

公的扶助論   2 1・2
担当:六波羅 詩朗

公的扶助論は、制度的な側面と対象となる人の問題を含んでいる科目である。このことは、貧困という概念だけではなく「生活困窮」そのものを社会的にどのように理解するかであり、これを基本に研究する。

生活支援方法特論   2 1・2
担当:荏原 順子

今後、地域ニーズに応じた在宅での質の高い介護人材育成が必要となる。利用者の生活を専門的に支援していく介護職の質向上にむけて、認知症ケアなどの生活支援技術の方法や科学的根拠に基づくケア方法のあり方を学ぶ。

福祉経営特論   2 1・2
担当:綿 祐二

福祉経営をマネジメントとアドミニストレーションの両面より探究していく。福祉現場における「理論と実践の融合」のできる専門職養成や組織論と経営戦略論の視点から労務、財務における人材育成について実例を交えて論じていく。

保育・発達支援関連科目

専修免許を取得する場合は、★印の科目の中から12科目(24単位)を履修すること。

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
現代保育特論★   2 1・2
担当:谷田貝 公昭

保育学全般にわたって概観し、保育の必要性の課題の一つでもある基本的生活習慣や生活技術に焦点を当て、その実態を紹介し、これからの保育のあり方について考える。

保育ニーズ特論★(*)   2 1・2
担当:増田 まゆみ

幼・保二元体制の中での認定こども園のスタートや第三者評価の推進など、保育の今日的な課題について論じ、変えてはならない保育と変えねばならない保育とは何かを考察する。

子育て支援特論★(*)   2 1・2
担当:中野 由美子

急激な社会変動によって、子育てが私的営みから社会的支援事業の対象へと変化しつつある。そのような現状を前提に、健全な親子関係や必要な組織作り、人的資源活用などについて研究する。

現代初等教育特論★   2 1・2
担当:中山 博夫

現代初等教育について、幼小連携、国際理解教育、日本の学校教育の歴史、外国語活動などを切り口として考察する。21世紀の初等教育のあり方を探究する。

学校ソーシャルワーク特論★   2 1・2
担当:大崎 広行

日米のスクールソーシャルワークの発展過程を概観し、先進自治体の実践事例を通して、日本での実践のあり方について検討する。また、実践を下支えする教育行財政の視点から、メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践についても考察する。

発達・家族心理学特論★   2 1・2
担当:小野寺 敦子 (心理学研究科現代心理学専攻所属)

生涯発達の諸理論に対する理解を深め、各発達段階で重要なテーマとなる研究論文を読み進める。さらに、家族・親子や夫婦関係の諸問題、介護をめぐる家族や障害者の家族問題にも焦点を当てる。

子ども・家族支援特論★   2 1・2
担当:山崎 順子

家族は子どもを持つことでそれまでの家族内、社会との関係の再調整が課題となる。子どもに支援ニーズがあるとさらに再調整は複雑なものとなる。福祉の視点より、子ども、家族、社会資源、支援者の四者関係に焦点を当て支援を考える。

インクルージョン特論★   2 1・2
担当:舩越 知行

1990 年代以降、欧米において盛んになったインクルージョン論議について、その考え方と背景を理解する。同時に、日本における取り入れ方、あるいは日本固有のインクルージョンについて検討する。

倫理・権利関連科目

専修免許を取得する場合は、★印の科目の中から12科目(24単位)を履修すること。

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
生命倫理特論●   2 1・2

安楽死や尊厳死、脳死と臓器移植、遺伝子診断と治療、遺伝子組み換えによるバイオハザード等、現在の生命倫理が抱える諸問題を理解する。援助のあるべき姿などについても、職業倫理の観点を加味して考察する。(2016年度は開講せず)

権利擁護特論   2 1・2
担当:飯村 史恵

日本では、社会福祉基礎構造改革以降、制度・政策レベルでも「権利擁護」が語られるようになってきたが、数多くの課題が指摘されている。本講義では、多角的視点から、ソーシャルワークの基盤をなす人権と社会正義について考える。

演習科目

専修免許を取得する場合は、★印の科目の中から12科目(24単位)を履修すること。

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
ソーシャルワーク演習I(早期介入)★   2 1・2
担当:舩越 知行

我が国において特別なニーズを持つ子どもへの対応について基本的な概念を整理し、今日実施されている乳幼児の早期介入について検討する。特に地域支援の観点から、早期介入に必要な援助技術・方法を学ぶ。

ソーシャルワーク演習Ⅱ(子ども・家族支援)★   2 1・2
担当:千葉 茂明

多問題家族の中の子どもと家族の支援について、ソーシャルワークの過程に基づき、各段階の支援の課題を演習する。また、児童福祉施設現場の見学や事例を通して援助の実践を考える。

ソーシャルワーク演習Ⅲ(チャレンジド)   2 1・2
担当:和田上 貴昭

障害などにより生活上の課題のある人々(チャレンジド)について、学齢期から成人期にかけての幅広い生活問題を取り上げ、教育や心理臨床の視点を交えつつ具体的な支援方法を考察する。

ソーシャルワーク演習Ⅳ(精神保健)   2 1・2
担当:井上 牧子

欧米の先駆的実践例を参考に、精神医学ソーシャルワークの新しい援助技術に関する理論を学ぶ。同時に我が国におけるソーシャルワークの具体的実践例と比較検討し、我が国の状況に応じた支援活動への考察を深める。

ソーシャルワーク演習V(高齢者)   2 1・2
担当:渋川 智明

幅広い意味での地域福祉従事者が援助・相談業務を行う際、高齢の被援助者が抱える生活困難・介護ケアなどのソーシャル・ニーズを的確に把握し、専門職的或いは社会的に対応するための方法論・スキルを理論・実践的に考える。

ソーシャルワーク演習Ⅵ(社会福祉調査)   2 1・2
担当:今野 裕之(心理学研究科現代心理学専攻所属)

実際の研究論文における社会福祉研究の調査法について、演習形式で吟味しながら、実際の研究に即した形で理解する。社会福祉関係の学術誌の掲載論文を教材として、社会福祉調査法を修得する。

発達障害ハビリテーション演習   2 1・2
担当:青木 豊

乳幼児虐待を含む乳幼児と養育者の関係性の障害について、その後のライフサイクルに与える影響も視野に入れて学ぶ。実習先に赴く機会を作り、実際に臨床現場でケースに関わり、また観察をする機会を得ることで、現場での評価・支援法を学ぶ。

運動障害ハビリテーション演習   2 1・2
担当:矢島 卓郎

早期に運動障害を抱えた人の自己実現に繋がるハビリテーション・療育について、自立を目指した生活支援の一環と捉えつつ、運動生理もふまえてさまざまな角度から運動ハビリテーションについて理解を深める。

特別研究
科目名 単位数 配当年次
必修 選択
特別研究I 1   1

研究課題の設定から論文の執筆、資料収集や調査内容の整理方法など、2年間を通して修士論文の作成を一貫指導する。個別の指導教員のほか、構想(デザイン発表I・Ⅱ)や中間発表を通じ複数の教員が集団指導を行う。

特別研究Ⅱ 1   1

研究課題の設定から論文の執筆、資料収集や調査内容の整理方法など、2年間を通して修士論文の作成を一貫指導する。個別の指導教員のほか、構想(デザイン発表I・Ⅱ)や中間発表を通じ複数の教員が集団指導を行う。

特別研究Ⅲ 1   2

研究課題の設定から論文の執筆、資料収集や調査内容の整理方法など、2年間を通して修士論文の作成を一貫指導する。個別の指導教員のほか、構想(デザイン発表I・Ⅱ)や中間発表を通じ複数の教員が集団指導を行う。

特別研究Ⅳ 1   2

研究課題の設定から論文の執筆、資料収集や調査内容の整理方法など、2年間を通して修士論文の作成を一貫指導する。個別の指導教員のほか、構想(デザイン発表I・Ⅱ)や中間発表を通じ複数の教員が集団指導を行う。