言語文化研究科 英語・英語教育専攻

教授

藥師 京子 Yakushi Kyoko

専門的な知識と能力の向上・理論と実践

英語・英語教育専攻においては、英語文化、英語教育の2つの専門分野で研究と教育を行っています。英米文化に関する幅広い高度な研究を通して、言語文化と英語教育の領域を解明していきます。すでに英語教育に従事している人の知識と技能の向上、そしてこれから教育者を目指す人の育成を目的としています。

最新の理論的・実践的研究の学習を深め、高度な専門的知識・能力の形成を図ります。英語教育を多角的にとらえ、学問的考察により、理論と実践はどうあるべきかを意欲的に対応できる人材の育成を目指します。

研究課題の設定と修士論文作成

「研究論文指導演習」では、修士論文作成のための指導が一年次から始まります。研究課題を設定し、文献調査、講読、またテーマに関連するさまざまな資料の収集を行います。研究課題の内容に応じて、外国語教授法に関する研修や実習に参加、あるいは社会言語学的調査を行う等の「臨地研究」を実施することも可能です。「言語とジェンダー」の視点から、各自の興味や関心に基づき、自分自身のテーマを設定し、研究計画を具体的に進めていきます。関連文献を読み、先行研究を充分に調査し、テーマの妥当性を検討しつつ、体系的に関連づけ、修士論文の完成をめざします。

社会人と大学院

近年、大学院に入学する社会人が増加しています。私自身が四半世紀以上も前に社会人院生でしたので、仕事や家庭と両立させながら、大学院で学ぼうとする姿勢に共感を覚えます。これまでに、主婦、英語講師、会社員など、さまざまな経歴の方が入学しています。中には33年間にわたり小学校教諭として勤め、60代になって本研究科に入学し、「小学校の英語教育」の調査・研究を進めている院生もおられます。

社会人としての生活がある一方で、大学院生として専門の学習や研究を行いながら修士論文を書き上げるのは、たやすいことではありません。しかし、これまでの経験を振り返り、専門的な知識や技能を身につけて修士号を取得されるのは、キャリア・アップだけではなく、これからの人生の大きな励みになると思います。さらに大学院の大きな魅力は、異なる世代の院生たちとの交流の場であることです。院生同士のコミュニケーションの中で、研究のヒントだけではなく、さまざまな人生の学びを得ることができるでしょう。