外国語学部

中国語学科

Department of Chinese Language Studies 新宿キャンパス

グローバル・ナレッジシリーズ

第10回:「日本から中国へ! 美容ビジネスのグローバル展開 地域密着型の美容室が展開した国際ビジネスとは~観光客の急増と化粧品の販売現場より~」

社会の第一線で活躍する方々を講師としてお招きし、実際のビジネス現場についてお話しいただく外国語学部連続講座「グローバル・ナレッジシリーズ」。2015年度よりスタートし、外国語学部の学生は学科・学年を問わず聴講することができます。
12月17日(木)は、中国語学科長・胎中千鶴教授のアレンジのもと、ゲストスピーカーとして、目白大学短期大学部生活科学科専任講師の謝恵玲氏をお招きし、「日本から中国へ! 美容ビジネスのグローバル展開 地域密着型の美容室が展開した国際ビジネスとは~観光客の急増と化粧品の販売現場より~」をテーマにお話しいただきました。

グローバル・ナレッジシリーズ第10回

謝氏は、メイクアップおよびボディ・ペインティングのアーティストとして国際的に活躍されています。また、日本の大手化粧品会社での美容部員教育や技術・商品説明書の編集・通訳を経験され、現在は、化粧とボディ・ペインティングの理論と技術を一貫化し充実させるための教育プログラム作成などを研究しているそうです。

授業では、東京を中心に全国展開している総合免税店を例に挙げ、インバウンド(外国人観光客)の月別推移や、新規出店数が増加している現状を紹介。中でも、急増する中国からの観光客に対応し、化粧品をはじめとする美容関連商品を豊富に取り揃え、中国語が話せる日本人スタッフを増やして接客にも気を配るなど、美容ビジネスに関わるグローバルな動きについて詳しく説明してくださいました。
外国人観光客をターゲットにした化粧品の開発にも携わったという謝氏は、自身の体験談を交えながらテンポよく話を進め、学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。
また、これから世界へ羽ばたく外国語学部の学生に向けて、ビジネスにおける「人脈の大切さ」を説いた謝氏。
「例えばアルバイトをする場合も、免税店や国際会議場など、それぞれの専攻が活かせる仕事を経験し、国内外に人脈を広げていってほしい」と呼びかけ、学生たちは大いに刺激を受けた様子でした。

グローバル・ナレッジシリーズ
「日本から中国へ! 美容ビジネスのグローバル展開 地域密着型の美容室が展開した国際ビジネスとは~観光客の急増と化粧品の販売現場より~」 の授業レポート
外国語学部中国語学科 1年 鳴戸 陽加

外国語学部連続講座第10回は、「日本から中国へ! 美容ビジネスのグローバル展開 地域密着型の美容室が展開した国際ビジネスとは」というテーマで、目白大学短期大学部生活科学科専任講師の謝恵玲先生にご講義をしていただきました。
近年、日本を訪れる外国人観光客が急増しており、日本の化粧品が飛ぶように売れているといいます。謝先生は化粧品会社設立に携わり、外国人観光客をターゲットにした新たな化粧品の開発に取り組まれました。講義では、開発の難しさや販路拡大の工夫など、普段聞くことのできない貴重な体験談をお話しくださいました。私は謝先生のお話を聞いて、外国人観光客がいかに日本でしか買えない「日本ブランド」の商品を求めているかということを知りました。
また、化粧品などの美容関連商品だけでなく、最近は子どものオムツや医薬品も人気だそうです。今後はさらに人間ドックやエステティックサロンなど、日本の医療・美容技術そのものへのニーズが高まると謝先生は考えているそうです。特に少子高齢化が進んでいる中国・台湾からの観光客は、年々年齢層も高くなっているので、求める商品もこのように多種多様で、幅広くなってきているのだと感じました。
今回の講義から、日本ブランドをただ押し売りするのではなく、外国人観光客の好みに合わせて改良を重ねることが大切だと分かりました。そのためには、観光客の動向や意識を客観的に分析する必要があると思います。語学を学ぶ学生として、大変刺激的なお話ばかりでした。貴重なご講義をありがとうございました。