外国語学部

英米語学科

Department of English Language Studies 新宿キャンパス

グローバル・ナレッジシリーズ

第25回:「世界で拡大する健康格差」

社会の第一線で活躍する方々を講師としてお招きし、仕事についてお話しいただく外国語学部連続講座「グローバル・ナリッジシリーズ」。外国語学部の学生は、誰でも聴講することができます。
7月13日(木)5限の授業は、英米語学科長・柴田真一教授のアレンジのもと、ゲストスピーカーとしてヘルスコーチの井戸本結実氏をお招きし、「世界で拡大する健康格差」と題して、さまざまな角度から健康についてお話しいただきました。
井戸本氏は、英語メディア「Tokyo Weekender」のWebマーケティングディレクターとして活躍される一方、人々がより健康的な選択をできるようコーチングする活動を続けられており、アレルギーや疲れやすい体質を改善するために、栄養や健康について研究され、ご自身のブログで健康について発信されています。同氏は、高校在学時にアメリカへ交換留学、早稲田大学在学時代に台湾の国立台湾師範大学に留学されたことから、英語と中国語にご堪能で、中華圏の事情にも精通されています。昨年度は岩手県の台湾向け観光プロモーション事業を統括されるなど、幅広い活躍をされています。
授業では、まず健康に関するクイズから入り、アメリカの健康事情についてお話しいただいた後、普段の生活でできることは何かについて、体験談を交えながら語っていただきました。授業後は学生の質問攻めにあっていたことが、学生たちの健康への関心度の高さを物語っていました。

「世界で拡大する健康格差」の授業レポート
外国語学部英米語学科 3年 飯島 明日香

今回は、Tokyo Weekenderマーケティングディレクターでヘルスコーチとしても活躍されている井戸本結実さんにお話しいただきました。
井戸本さんは、ご自身の学生時代の経験談などもお話ししてくださり、とても身近な話題として健康について考える機会になりました。
講義では、世界で拡大する健康格差についてクイズや動画を交えて、どのようなことが原因で格差が生まれるのか、それに対して私たちには何ができるかなどをお話ししていただきました。また、世界だけではなく日本でも健康格差が広がっていることや、世界一の長寿国と言われている日本でも健康寿命は縮まり続けているという話にも驚きました。アメリカでは、学校給食で日本のように栄養価のバランスが取れた食事ではなく、ピザやフライドポテトのようなジャンクフードが食べられているということで、日本との食文化の違いを感じました。そして、アメリカという広大な土地で多様な人種が共存している中で人種によって肥満率が異なり、低所得層ほど肥満率が高く、特に黒人の肥満率が非常に高いということに驚きました。
一番印象に残ったのは、「口の中に入れたものが細胞を作る」という言葉です。今の時代は昔に比べて、品種改良によって栄養価が低い食品が増加していて、人工的に作られた悪質な油が使用されているものがあるということなので、食べるものを賢く選んで健康状態を維持していきたいと思いました。

本日は貴重な講義をしていただきありがとうございました。