12月1日(金)、外国語学部日本語・日本語教育学科の河野ゼミ3年生が、目白大学留学生会主催の「餃子パーティー」で韓国料理のホットクをベースにした、オリジナル料理を調理・提供しました。河野ゼミでは毎年、多文化共生をテーマにした料理を考案し、留学生会のイベントの場をお借りして参加者の方々に振る舞ってきました。
今年は、韓国の伝統的な焼き菓子であるホットクに日本の包装文化の「包む」をかけて「包っとく(ほっとく)」と命名したオリジナル料理を考案しました。抹茶を練り込んだ生地に納豆やそぼろといったさまざまな具を包んで焼き、さらに欧米や東南アジアの食材の風味を加えたソースをお好みでかけるという、異文化がそれぞれを主張しながら調和し合う味と食感を目指しました。
留学生会の用意した手作り餃子と並んで、河野ゼミの「包っとく」も、初めて食べる味だがおいしい、と参加者には好評でした。ゼミの追求するテーマである「多文化共生」のあり方については、できあがった料理だけでなく、準備から本番までの留学生を含めたゼミ生同士の協働を通じ、さまざまな学びがあったことと思います。