外国語学部

日本語・日本語教育学科

Department of Japanese and Japanese Language Education 新宿キャンパス

グローバル・ナレッジシリーズ

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第14回:「世界の子どもにICT教育を~若き日本人活動家の挑戦」

社会の第一線で活躍する方々を講師としてお招きし、実際のビジネス現場についてお話しいただく外国語学部連続講座「グローバル・ナレッジシリーズ」。2015年度よりスタートし、外国語学部の学生は学科・学年を問わず聴講することができます。
7月15日(金)は、日本語・日本語教育学科の河野秀樹准教授のアレンジのもと、NPO法人「Class for Everyone」代表理事の高濱宏至さんをゲストスピーカーとしてお迎えし、事業立ち上げまでの経緯やフィリピンを中心とした仕事の現場の様子などをお話しいただきました。

  • グローバル・ナレッジシリーズ第14回_1
  • グローバル・ナレッジシリーズ第14回_2
  • グローバル・ナレッジシリーズ第14回_3

高濱氏は楽天株式会社でのシステムエンジニアとしての勤務を経て、開発途上国の子どもたちにICT教育を広めるため、2012年に大学時代の知り合いとともに「Class for Everyone」を創設。主に、企業などで使わなくなったパソコンを途上国の教育現場に提供するという活動をされています。
授業では、今の仕事をするに至った経緯、起業に先立って住んだフィリピンのスラム街での暮らしの様子、そこで学んだ家族のつながりの大切さなどのお話に続き、高濱氏自身が関わった事例を紹介しながら、途上国のICT環境の実情と、パソコンが実際、現地の生活改善に役立ちうることが分かりやすく説明されました。高濱氏は学生へのメッセージとして、「目的意識を持つこと」「自分を尖らせること」「自分にとって大切なものを知ること」がグローバル時代に生きる上では必要であることを、学生とのやりとりを交えながら伝えてくださいました。
お話の中で、現地の状況に合った教育支援をする必要性があり、途上国というくくりでは分からないことがあること、日本のスタンダードに合わせると世界では生きていけないことなど、講座の趣旨に直接ふれる内容のコメントもありました。また高濱氏は、個人の生き方について、自分の価値をいかに見出していくかが重要であると話され、学生にとって今後の人生へのヒントとなるお話もお聞きできました。
フィリピンのほか、カンボジア、タンザニアなどに教育支援の輪を広げている高濱氏ですが、何より現地の人に喜んでもらえる顔を直に見られるのが起業の喜び、と熱く語る姿に、学生も大きな刺激を受けたようでした。

グローバル・ナレッジシリーズ
「世界の子どもにICT教育を~若き日本人活動家の挑戦」の
学生による感想(レポートより一部抜粋)
  • 途上国の支援をしている方と直に会うのは初めてだったので良かった。写真に一緒に写っている子どもたちの笑顔を見て、素晴らしい活動をしているんだと感じた。
  • 高濱さんが自分の力でNPO法人を創設し、いろいろな行動を起こしていることにとても尊敬の念を持った。一人の人間が世界を変えるのは不可能かもしれないが、周りの支えがあれば変わっていくのだと思った。
  • 高濱さんのお話を聞いて、自分が目的意識を持って行動し学んでいけば何でもできるんだと感じた。大学の勉強についても、もう一度目的を明確にして、意識を変えていこうと思った。
  • 貧しい国に生まれたというだけで勉強したくてもできないというのは、私もおかしいと思う。すごい才能を持っているのに環境がそれをつぶしてしまうということは、あってはならない。
  • 普段使っていないスマホやパソコンが、違う場所でまた使われうるというのはすごいことだと思った。
  • パソコン1台で、スラム街に住んでいる一家の家計が黒字になったというお話を聞いて、ICT教育の力は大きいと分かった。
  • 自分も困っている人たちのために何かできないか考えてみたい。