人間学部

児童教育学科

Department of Childhood Education and Welfare 新宿キャンパス

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児童教育学科「児童の人権と福祉」でユニセフハウスを訪問しました

人間学部児童教育学科2年生の基幹科目「児童の人権と福祉」では、日本だけではなく、世界の子どもたちの人権と福祉について学んでいます。子どもたちが置かれている現状を知り、課題を明らかにした上で、その解決策について議論することを通して、学びを深めています。5月12日(土)には、ユニセフハウスを訪問しました。ビデオ視聴と展示見学を通して、世界の子どもたちの現状と国連児童基金(ユニセフ)の活動について学んできました。

「児童の人権と福祉」の授業レポート
人間学部児童教育学科 2年 荒野 穂

私はユニセフハウスを見学して、日本で暮らしていく中で、何の疑問もなく当たり前だと感じていたたくさんのことが世界の開発途上国では、それらが壁となって立ちはだかっている現実を知りました。たとえば、開発途上国では、赤ちゃんが元気にすくすく育っていくことが困難な状況にあり、多くの赤ちゃんやお母さんが命を失ってしまっているようです。これは医療の発達の問題も挙げられますが、問題の1つとして大人が文字を読むことができないという問題が大きいことを知りました。文字が読めないと大事な注意事項や薬の名前さえ認識できません。

私は、今の開発途上国の子どもが大人になった時に、文字の読み書きができない人がいなくなるように、子どもたちに十分な教育を受けさせてあげたいと考えました。開発途上国では、過酷な労働を強いられており、教育を受けることができない子どもたちがいます。まずは、すべての子どもが教育を受けられる環境を作り出すことが大切だと感じました。

この課外授業で、より子どもの人権と福祉について学びを深めることができ、とても貴重な経験となりました。これからは日本だけではなく、世界にも学びの視野を広げ、また違った視点から物事を考えていこうと思えるきっかけとなりました。