学部・学科

5月20日（日）、人間学部子ども学科の岡本弘子ゼミ3年次生が、新宿御苑で行われた東京おもちゃ美術館主催のイベント「森のおもちゃ美術館」でボランティア活動を行いました。
学生は事前準備として、5月12日（土）に東京おもちゃ美術館で開催された事前説明会にて、当日の配慮事項や木のおもちゃについて学んだ後、ボランティアに参加しました。

森のおもちゃ美術館には、日本中から「木のおもちゃ」や「自然を生かした遊び」を提供する企業や自治体が大集結し、広大な新宿御苑の芝生と、晴れ渡った青空の下、世代を超えた様々な遊びを提供しました。
学生は、積み木やパズル等で遊ぶコーナーと、叩くと音階を奏でる木製の遊具や、ジャングルジムのような大型遊具コーナーでの遊びのサポートを担当しました。危険がなく遊べるように見守りながら、その年齢ならどのような遊びが楽しいかと考え、おもちゃの遊び方を伝えたり、親子の関りが進んだりするように支援しました。
音階を奏でる遊具では、叩く場所が違うと音が変わることや、色々な叩き方があること、またその遊具を利用しながら、「いないいないばあ」をして見せたりもしました。学生の様子を見て真似をする子、音が違うことを感じる子、芝生の上をはだしではしゃぐ子、木のおもちゃを大事そうに抱える子など、子どもたちそれぞれに遊具やおもちゃで楽しんでいるようでした。 また、学生と一緒に遊ぶことで、子どもが積み木を積めるようになったと驚き喜ぶ保護者の方もいました。

学生は、このボランティアを通して、子ども達の遊ぶ様子から、木の温かみや、自然の良さも感じ、学ぶことができました。