リハビリテーション学研究科
リハビリテーション学専攻

研究科長・教授

内山 千鶴子 Uchiyama Chizuko

知識だけでなく患者さんへの支援や姿勢を重視し、学生の研究実績に応じて柔軟に指導する

専門領域は、言語聴覚士養成教育と言語発達障がい児の言語指導です。現在は、言語聴覚士養成校教員と臨床実習施設の実習指導者に、臨床実習教育に関するアンケート調査を実施し、臨床実習教育の方法、評価法の実態を明らかにしている最中です。また、諸外国における臨床実習教育の情報収集も進めており、臨床実習教育の効果的な方法と評価法案を作成予定です。この案は、言語聴覚士法に基づいて定められている言語聴覚士学校養成所指定規則の改定に生かされることが見込まれ、臨床実習の方法と評価法を全国的に統一および共有するという目的の達成に繋がると考えています。

学生には、研究法の知識、研究倫理を身につけるだけでなく、最も重要な課題である「患者さんへの支援」を念頭に、常に有効な支援方法を考えること、真摯な気持ちで患者さんに向き合うことを指導しています。初めて本格的な研究をする方から、既に学会誌に掲載実績のある方まで、幅広い指導が可能です。研究を通じて、患者さんへの支援に寄与したいという方は、ぜひ一度ご相談ください。