
11月23日(水・祝)、経営学部経営学科専門教育科目「現代マネジメントⅢ」において、クレジットカード5大国際ブランドの一つであり、日本唯一の国際ブランドである株式会社ジェーシービーの取締役兼執行役員・梅澤章氏を講師としてお招きし、「JCBのグローバル・ビジネス」というテーマでご講義いただきました。VISA、Master等のアメリカ大手カード会社にいかに対抗していくか、企画担当役員ならではの視点からの講義は、教科書等からでは学べない大変有意義なものとなりました。
(経営学部経営学科教授 織田薫)
学びの声(受講学生のリアクションペーパーから一部抜粋)
- JCBのカードは2分で1億円ぐらい決済されている。全世界では1年間に25兆円ものお金が動いているらしい。そんなに莫大なお金が使われていて驚いた。
- JCBが「カード発行会社」と「ブランド会社」の2つの顔を持つ会社だと知り驚きました。ブランド会社の役割として、世界中の(決済)インフラ整備などの業務もこなしているのだと知り、すごくユニークな、世界で一つの会社だと思い、とても興味深かったです。
- "日本的""お客様志向"など、さまざまなサービスを駆使しての活動こそが、クレジット業界のシェアを広げるJCBの強みだなと理解できました。
- マーケティングとして、超富裕層向けのプレミアムカードの発行や、日本的な和テイストのイラスト、アニメのキャラクターなどのイラストのカードがある。これにより、ブランド認知度が上がり、さまざまな人が利用するきっかけになるなと思いました。
- ターゲット国への重点戦略では、例としてタイを使った説明は、わかりやすく、自分では思いつかないような視点での内容で、他の国での戦略も気になるほど、個人的にとても興味深いものでした。
- 外国人観光客向けにJCB会員限定で様々な優待サービスがあることに驚いた。このことで観光客が増え、クレジットでの取引が増えることで消費が活性化していくなと感じた。
- iPhoneが普及している今、「アップルペイ」といった最先端のシステムを取り入れているところが、さすがだと思った。
- JCBは、決済総合ソリューション企業として未踏の道に挑戦し続けることを"FRONT RUNNER JCB"とも表現することが分かった。
- JCBの行動規範である「未踏の道に挑戦し続けること」という言葉に感銘を受けたので、自分もそのようなことを自信を持って言えるようになりたいと思った。