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Department of Media Studies 新宿キャンパス

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メディア表現学科の牛山ゼミが演劇的手法を用いたワークショップに取り組みました

講師・須田真魚氏(前列右から二人目)との記念写真

社会学部メディア表現学科(2018年4月にメディア学部メディア学科へ改組)の牛山佳菜代ゼミが、ゼミ活動の一環として、演劇的手法を用いたワークショップに取り組みました。その様子を、参加学生のレポートでご紹介します。

学生レポート 「Have a fun! 演劇的視点を手に入れよう」
11月28日(水)のゼミ活動では、講師に須田真魚(すだまお)氏をお迎えし、演劇的手法を使ったワークショップを行いました。須田真魚氏は、他者視点を継続して持ち続けるために必要な思考法とその実践の場を提供する活動をされている、現役の俳優の方です。
今回のワークショップでは、まずウォーミングアップとして、5〜6人でグループを作って1から数を言っていき、3の倍数のときには手を叩くなど、頭の体操をしました。
次に、グループ内の1人をとある役に見立てて、周りが演技をするというミニゲームが行われました。その1人は自分が何の役であるのかを知らされず、何の役なのか気づいてもらえるよう周りが演技をするというものです。このミニゲームでは周囲の反応や対応により、その人のキャラクターが作られるということがよく理解できました。
最後に、事前に配られた台本を使い、2人1組になって演技をしました。演技をするにあたって、須田氏より「2人の登場人物の関係性や背景を決めてから演じるように」という指示がありました。全8組で行いましたが、どのグループも登場人物の関係性や背景がかぶることがなく、「女性」という役ひとつとっても、悩みを抱えているという設定、隠し事をしているという設定など、このような視点もあるんだという発見がありました。また、セリフの言い方だけでなく顔の向きなどちょっとした工夫だけでも、見ている側の受ける印象がだいぶ変わるのが驚きでした。
今回のワークショップを通して、須田氏が「その人を取り巻く周りの人の態度や接し方が、その人物のキャラクターやステータスを作り出す」とおっしゃっていたのが印象的で、演じることの楽しさが少し分かった気がしました。他者視点を考えるということは、自分を客観的に見ることにもつながると思うので、就職活動の際にも生かしていけるのではないかと思いました。
今回のワークショップでは、ゼミ生一同とても楽しい時間を過ごさせていただきました。講師の須田真魚氏、このたびは大変貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

(メディア表現学科3年 塩澤千春)

  • ウォーミングアップの様子
  • 奥に立つ学生を「初めて歩いた赤ちゃん」役として手前の4人が演技をしている様子

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社会学部メディア表現学科は、2018年4月よりメディア学部メディア学科に改組されました。