保健医療学部

作業療法学科

Department of Occupational Therapy さいたま岩槻キャンパス

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「クリニカル・クラークシップに基づく作業療法臨床教育研究会」の研修会で作業療法学科の毛束教授が講師を務めました

12月14日(土)に、「クリニカル・クラークシップに基づく作業療法臨床教育研究会」の研修会が新宿キャンパスで開催され、保健医療学部作業療法学科の毛束忠由教授が講師を務めました。

この研究会は、本学作業療法学科を事務局として、2016年に設立されました。クリニカル・クラークシップ(CCS)とは、実習学生が、実習指導資格を持った臨床教育者に付いて、解説や手ほどきを受けながら、理解を深めて実践的な能力を付けていく指導方法です。
本学科では、2005年より、毛束教授の主導でCCSを取り入れて発展させてきました。この研究会を発足する必要性も、教授が提案されたものです。

今回の研修テーマは「臨床教育者と学生がお互いに臨床思考を言語化して共有する工夫」でした。毛束教授は、作業療法学科で行っている問題解決型学習(PBL)で、正解が1つではない臨床場面での問題を、教員や先輩の助言を受けながら、グループメンバーとともに考え、発言していく授業の進め方を紹介しました。そこで、学生たちが今まで他の科目で学んださまざまな知識をできるだけたくさん当てはめ、考えをつくっていけるようにする「授業の仕掛け」が示されました。その中で、毛束教授から「学生への臨床教育を通して、現場での一人ひとりの患者への作業療法が明晰で豊かなものになり得る」という臨床教育者としての集大成とも言える信念を聞くことができました。