1月11日(土)、高次脳障害ナノさいたま当事者・家族会の講演会「高次脳機能障害者の社会参加」(さいたま市主催、目白大学共催)に、保健医療学部作業療法学科の會田玉美学科長が講師として登壇しました。
講演会では、會田教授と高次脳機能障害の当事者3名がパネルディスカッションをし、当事者とその家族が社会に参加するにあたって難しかった経験や、困難さを持ちながらも周囲の人に支えられてきた軌跡をたどりました。
中でも、当事者のお一人が「ある作業療法士が、私のできないことも含めてありのままを受け入れてくれたことがうれしかった」とおっしゃっていたことがとても印象的でした。
この会には本学言語聴覚学科の教員や作業療法学科の学生もスタッフとして参加しました。
学生たちは当事者のリアルな話に耳を傾け、授業とは違った刺激を受けたようです。
教員、学生、さいたま市、そして障がいを持った当事者とその家族と共に学び合う時間となりました。