
保健医療学部理学療法学科の新井武志准教授が分担執筆した『高齢者理学療法学テキスト』が刊行されました。本書は、高齢者に対する理学療法を実施する上で必要な知識が簡潔にまとめられたテキストです。
わが国では、世界に類を見ない高齢化が進行しており、病院や施設、地域における理学療法の対象もその大半を高齢者が占めています。高齢者理学療法分野では、疾患や障がいのみに目を向けた治療アプローチだけでは十分な対応とはいえず、加齢に伴って生じる心身機能の変化や高齢者を取り巻く環境、さまざまな制度などにも理解を深めて、一人ひとりのケアを考えていかなければなりません。
超高齢社会における理学療法士のさらなる活躍が期待される中、高齢者に対する理学療法の概要がつかめる一冊です。
- 『高齢者理学療法学テキスト』
- 監 修:細田多穂
- 編 集:山田和政、小松泰喜、木林勉
- 執 筆 者:新井武志ほか
- 発 行:南江堂
- 発行年月:2017年3月