保健医療学部言語聴覚学科の春原則子教授が分担執筆した『動画と音声で学ぶ 失語症の症状とアプローチ 』が出版されました。
言語聴覚士にとって、失語症の臨床はとても重要です。失語症に関する本はたくさん出版されていますが、本書は徹底的に臨床での活用にこだわり、臨床現場で役に立つ知識にしぼって、若手の言語聴覚士が苦手と感じがちな点を分かりやすく解説しています。
文章だけでなく、症状やリハビリテーション別に実際の患者さんの様子や音声を収録したWeb動画も視聴できるようになっており、リハビリテーションの現場に活かせるヒントが満載です。失語症の症状と経過を実際に紹介した動画はとても貴重なため、失語症のある患者さんと接したことのない学生はもちろん、中堅セラピストの学び・教育にも適した本となっています。
『動画と音声で学ぶ 失語症の症状とアプローチ』
著 者:森田秋子・春原則子
発 行:三輪書店
発行年月:2017年12月