
5月3日(水)、保健医療学部言語聴覚学科「言語聴覚障害学総論Ⅰ」(1年次対象)の授業で本学科卒業生8名による講演会を行いました。
この授業は、言語聴覚士を目指す上で必要な知識や技能とは何か、また、どんな人が求められているのかといったことを学ぶのが目標です。今回の講演は言語聴覚士として活躍している卒業生の話を聞き、言語聴覚士という仕事への理解を深めるとともに、言語聴覚士になりたいという気持ちをさらに高めることを目標に開催されました。
今回登壇した卒業生は、病気の発症直後から患者をサポートする急性期病院、機能の改善とともに社会生活に復帰するためのリハビリを提供する回復期病院、退院して自宅で生活する方々のリハビリを行う訪問リハビリ、小児の発達の支援を行う施設などさまざまな分野で働いています。どの先輩の話も大変興味深く1年生は真剣に聴き入っていました。講演の後はグループに分かれてさらに掘り下げた話を聞くことができました。1年生からは「言語聴覚士という仕事の魅力」や「臨床家(患者のケアを行う医療従事者)として大切にしていること」「学生時代にしておくと良いこと」など積極的な質問が出ていました。
現在、臨床の現場で活躍している卒業生のように、1年生の皆さんがこれから成長して、後輩に堂々と自分の経験を語れるよう教員一同全力で支援していきます。協力してくれた卒業生の皆さんありがとうございました。
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スライドを使って言語聴覚士の仕事の実際を紹介
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グループに分かれてQ&Aタイム
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卒業生から後輩へ貴重なアドバイス