5月9日(水)、保健医療学部言語聴覚学科の1年次生対象専門科目「言語聴覚障害学総論Ⅰ」で、現在、言語聴覚士として働く6名の卒業生からお話をうかがいました。
急性期病院や回復期リハビリテーション病院といった医療の現場や、難聴児の通園施設で働いている方、主に外来で発達障害のあるお子さんのセラピーをしている方、回復期リハビリテーション病院で働いたのち現在は訪問で言語聴覚療法を実施している方、2人のお子さんを出産して子育てをしながら言語聴覚士として働いている方など、とても幅広い場で活躍する卒業生たちが参加してくれました。
中には、言語聴覚士の知識や技能を活かしてボイストレーナーや、発達障害のあるお子さんへの読み聞かせ事業を始めたという異色の先輩も。この卒業生はDJとしても活動しており、その活動の中で言語聴覚士という職を広めようと頑張っているとも話していました。
卒業生の皆さんが口をそろえて言っていたのは「言語聴覚士は、患者さんやご家族の心に寄り添うことのできる、大変なこともあるが、やりがいのある仕事」ということでした。また、学生時代には、勉強はもちろん、学内の他学科の学生・教員や学外の人など、さまざまな人とコミュニケーションをとったり、いろいろな経験をしたり、世界の動きについても知ることが大切というお話もうかがいました。
これからも縦のつながりを大切に、目白大学言語聴覚学科の卒業生との輪が広がっていくことを期待しています。卒業生の皆さんどうもありがとうございました。