
人間学部児童教育学科の田尻信壹教授が、2月12日(火)から16日(土)までの間、インドネシア共和国の南タンゲラン市を訪問し、同市の環境教育を支援する活動を行いました。
今回の訪問は、JICA(国際協力機構)北陸と国際協力NGO・インドネシア教育振興会(IEPF、富山市)の要請を受けて行われたものです。南タンゲラン市はインドネシアの首都ジャカルタ近郊のベッドタウン(人口160万人)で、JICAの「草の根技術協力事業・教科『環境』の教材開発と教員の再教育支援プロジェクト」を実施しています。田尻教授は、2015年から、ほぼ毎年、同市を訪問して同プロジェクトを支援してきました。
南タンゲラン市では、インドネシア教育振興会の支援を得て教科「環境」の教科書を作成し、2018年7月より市内の全300小学校で授業を開始しています。また、2018年度からは、同市中学校での授業化が進められています。今回、田尻教授は、中学校での教科『環境』の授業化に向けて、南タンゲラン市教育局が推薦した市内6中学校の校長と教員に対するヒアリング調査を行いました。この期間中に地元メディアからの取材を受け、今回の活動が地元新聞でも紹介されました。
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生徒による伝統楽器の演奏に参加 -
校庭で生徒と一緒に記念写真 -
校長、教員へのヒアリング