
人間学部児童教育学科の渡邉はるか専任講師が分担執筆した『日本版DN-CASの解釈と事例』が刊行されました。本書は、日本版DN-CAS認知評価システムの理論的背景や解釈の手順を分かりやすくまとめた1冊となっています。
日本版DN-CAS認知評価システムは、認知機能の特徴をとらえることができる心理検査です。LDやADHD、自閉症スペクトラム障害などの子どもたちに見られる認知的偏りの傾向をとらえ、援助の手がかりを得るために活用されています。本書では、教育領域、医療領域合わせて18事例が紹介されており、渡邉専任講師は、筑波大学人間系の岡崎慎治准教授と、高次脳機能障害児の1事例を共同執筆しています。
- 『日本版DN-CASの解釈と事例』
- 編 者:前川久男、中山健、岡崎慎治
- 執 筆 者:渡邉はるか ほか
- 発 行:日本文化科学社
- 発行年月:2017年3月