5月から6月にかけて、児童教育学科6期生の小学校教員免許取得の集大成となる4週間の「教育実習Ⅲ」が、それぞれの母校等で行われます。 今年度は、例年より多い4年生59名と科目等履修生(児童教育学科卒業生)2名の計61名が実習に励んでいます。
「教育実習Ⅲ」は、まず4~5月に学内講義が行われ、実習の心得やマナー、学校教育に関する法規、授業づくり、教育実習日誌の記入方法などについて学習します。次に、実習開始2週間前に、オリエンテーションが実施され、挨拶や持ち物、実習の流れなどの最終確認を少人数で行った後、教育現場での実習に臨むことになります。
終了後には、レポートを提出し、まとめの授業も行われます。さらに、秋学期の「教職実践演習」では、「教育実習Ⅲ」の経験を踏まえ、教員として身に付けるべき資質や能力のさらなる向上に努め、来年からの教壇に立つ準備を行います。
「教育実習Ⅲ」を終えた学生からは、「今までの人生で経験したことのない充実した4週間だった」「お別れ会でこんなにも自分に涙が出るのかと思うほど涙した」「授業の難しさや自分の未熟さを知った」という声や感想が聞かれました。
これらの教育実習での経験は、小学校教員への実現に向けた大きなステップになるものと確信しています。
児童教育学科では、免許取得にあたり段階的なカリキュラムときめの細かい指導で、教員を目指す学生を学科全体でバックアップしています。
教育実習について