1月31日(水)、人間学部児童教育学科の専門教育科目「児童と自然・科学」で、岩槻キャンパスへ出かけ、皆既月食の観測を行いました。
当日は、科学館職員としてもご活躍されている科学コミュニケーターの代島慶一氏をゲストにお迎えして観測に臨みました。学生たちは、今回の皆既月食や天体に関する講義を受けたあと屋外に出て、用意した天体望遠鏡を使い、時間とともに進む皆既月食の様子を観測しました。この日は大変寒さが厳しかったのですが、次第に暗くなっていき、皆既月食になって赤く鮮やかに輝いた月を見ながら、天体ショーを楽しみました。
この「児童と自然・科学」は、自然観察や小動物の飼育、科学技術と産業・社会との関わりなどを、体験を通じて学び、児童教育について考える素地を養う科目です。科目の締めくくりだったこの日の授業を通して、子どもたちとの学びをどう考えていったらよいか、学生たちは自ら体験する中で考える機会を得たようです。