人間学部

児童教育学科

Department of Childhood Education and Welfare 新宿キャンパス

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児童教育学科教職科目「社会」の授業で、落合水再生センターを見学しました

  • 落合水再生センターの建物

人間学部児童教育学科の、小学校教職科目「社会」(担当:田尻信壹教授)受講生44名(2年生)が、6月21日(金)に東京都水道局管理の施設、落合水再生センター(新宿区下落合)を見学しました。
同センターは中野、新宿、世田谷など8区内の下水処理を行い、浄化(ろ過)水を神田川に放水している施設です。小学校の3・4年の社会科学習は地域学習と呼ばれており、自分たちの住む地域社会の行政、産業、交通、歴史などを総合的に学習します。
そこでは、児童による身近な地域の社会見学が重視され、体験的に学習することが目指されています。とりわけ、自分たちの市区町村にある下水やごみの処理場見学は、授業でよく取り上げられる学習内容です。そのため、同センターには新宿区をはじめ多くの小学校が見学に訪れています。 
今回の訪問は、社会科での社会見学の方法について実際に体験することを目的に実施されたものです。当日は、ボランティアの方の案内で見学しました。下水のろ過には、一般には薬品を使用しての化学的処理が行われるのに対して、同センターでは微生物の力を借りてのバイオ的処理を行っており、環境に配慮した取り組みが実施されていることを学習しました。今回の訪問は、受講生にとって、社会見学の実施方法を実際に体験できる良い機会となりました。

  • ボランティアの説明に熱心に聴きいる学生
  • 微生物を使って下水の汚れを分解(ろ過槽)
  • 汚水処理の様子を見学する学生