人間学部

児童教育学科

Department of Childhood Education and Welfare 新宿キャンパス

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児童教育学科が「児童と自然・科学」で小網代の森で学外授業を行いました

  • 厳しい天候の中でも元気に歩きました!
  • 根っこからめくれ上がった倒木

1月18日(土)、人間学部児童教育学科の専門教育科目「児童と自然・科学」の履修者が、神奈川県三浦市、小網代(こあじろ)の森での学外授業を行いました。
小網代の森は三浦半島の南西の端にある緑地保全地区で、小高い丘の上から海に向かって約1.2kmの小川も流れる森です。特にその川の最上流から河口までの間に、家やビルをはじめ、コンクリート製の橋や壁、舗装道路や電柱まで、人工物が全くありません。都心部に近いのに森の動植物がとても豊かな生態系を形成している、世界的にも珍しい場所です。

当日は朝から雨で気温は3度、時折風も強く吹く大変厳しい天候でしたが、履修者は十分に防寒をして集まり、丘の上から河口に向かって森を歩きました。また、小網代の森は2019年10月に上陸した台風19号の影響で大きな被害を受け、1月10日まで森の大部分が立入り制限されていたこともあり、復旧した散策道のすぐそばには、根っこからめくれあがった倒木も残されていました。
履修者は、自然の厳しさを感じながら、こういった変化がさらに森を豊かにすることなど、担当教員の説明を真剣に聞いていました。

「児童と自然・科学」は、野菜栽培の労作、動物の飼育、自然観察や産業見本市見学、科学実験など、理科・科学技術にまつわる体験を多く行う科目です。児童教育学科では、身体を動かしたり、実際に現場に出て学んだりする科目がいくつかあります。これらを通じて、学校教育にまつわる経験を積んでいきます。