
12月10日(土)、新宿キャンパスの4号館メインアリーナにおいて、毎年恒例の子ども学科特別行事「まみむめめじろ かきくけこども」(劇「星に願いを」)を開催しました。近隣の幼稚園・保育所の子どもたちをお招きし、公演を午前と午後に1回ずつ実施しました。
この催しは、子ども学科の学生が日頃の授業・実習の成果を「劇」の形で披露するもので、今年で12回目を迎えました。脚本、演技、舞台の大道具、小道具、衣装の制作、音響・照明担当、主題歌や音楽全般の作成と演奏、ダンス発表などをすべて学生たちが手がけるほか、公演会場の館内装飾から来客の誘導も担当します。何もかも学生たちの手作りで、学科の学びである「音」「美」「体」を集結させた総合芸術です。
当日は、幼稚園・保育所の子どもたちや本学学生、卒業生など1,000名を超える多くの来場者がありました。劇発表はさまざまな楽器によって奏でられるメロディーに合わせて、創作による物語が繰り広げられます。役を演じる学生に元気よく声をかけたり、客席で思わず一緒に歌ったり踊ったりする子どもたちのかわいらしい様子に、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。
学生たちは数か月前からこの日のために練習や制作に多くの時間を費やし、満足のいく最高の公演ができるまで一生懸命準備を重ねてきました。子どもたちを喜ばせるための工夫を考えること、仲間と協力することの大切さなど将来の保育現場に欠かすことのできない姿勢を改めて学ぶことができました。
受付にてたくさんの来場者を笑顔でお出迎え 手作りの遊具で一緒に遊びました 客席間近での大迫力のパフォーマンス! 主題歌や挿入歌などを生演奏します 息ぴったりのかっこいいダンスも手作りです 終演後にはキャストが来場者をお見送り