人間学部子ども学科では保育士の資格取得に必要な「施設実習」を2年次より実施しています。学生たちは主に児童養護施設や乳児院、障害者支援施設などの実習先に配属されます。ほとんどの学生が初めて関わる施設での実習になりますから不安はつきものです。子ども学科では、実習前や実習後のサポートも教員が丁寧に行い、学生たちが安心して実習に臨める体制を整えています。振り返り面談では、施設からの評価と、学生が出した自己評価をもとに、気づきや理解につながるように指導します。
実習から帰ってきた学生たちは、
- 最初は不安だったが、実習が始まったら楽しかった
- 最後の日は子どもたち(利用者の方)とお別れするのが辛かった
- 施設の就職は考えていなかったけど、選択肢の1つに施設が入った
- 施設のボランティアに積極的に参加したい
など、とても前向きなコメントが多く、実習前より学生の目がきらきらと輝いています。
実習先の先生方の愛情溢れるご指導や、利用者の方と過ごした日々を思い出し、涙で潤む学生もいました。
こうした実習での感動や感想だけでなく、気づきや課題の理解を深めるように指導するのが振り返り面談の目的です。
保育者に一歩一歩近づいている学生を感じることが出来る大切な機会でもあります。こうした面談を通じて教員は学生の学びをサポートしています。