
2017年12月17日(日)に、人間学部子ども学科の毎年恒例行事となっている「餅つき」が、行われました。
「餅つき」をするには、もち米を研いで、水に一晩浸したあと蒸かします。蒸かすための火は、薪を割って学生たちが起こしました。もち米が蒸かし終ってようやく、お餅をつき始めます。一升のもち米をつき続け、学生たちはへとへとになっていました。日本には稲作信仰というものがあり、「餅つき」は昔から行われている行事です。子ども学科は、飼育栽培委員の3年生が中心となり、4年生は餅のつき方の指導をし、教員は衛生面などの指導しながら進めています。餅つきは一人ではできないため学生たちの連携を高め、喜びをともにするという意義もあります。つき上がったお餅は「からみ餅」にしたり、「イチゴ大福」を作ったりと、好きな味付けにしました。苦労しながらも、自分たちで作ったつきたてのお餅は、格別な味です。
保育の現場では、餅つきを年間行事としてやる園も多くあります。きっと今までは、事前の準備がこんなに大変だとは思っていなかったことでしょう。この経験も、卒業後の保育の現場で活かされることと思います。
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薪割りをする男子学生 -
火起こしをする男子学生 -
4年生が餅のつき手とかえし手を指導 -
豚汁を作る女子学生 -
アンコ玉や大根をおろして準備中 -
作りたてのお餅をみんなで試食