6月8日（金）、人間学部子ども学科の岡本弘子ゼミ3年次生が、神奈川県川崎市で行われた多文化共生保育研修会とかながわ国際交流財団共催の「2018年度 第1回 多文化共生保育研修会」に参加しました。
参加学生たちは研修会が始まる前に、外国人の子どもが多く在園する保育園を訪れ、さまざまな言葉で掲示がされている園内などを見学しました。
研修会では、外国人とのコミュニケーションツールの1つである｢やさしい日本語｣※について学びました。
教材として、保育園で実際に使用した「おたより」を使い、言葉や表現の工夫の仕方を学びましたが、日本人が思う「ていねいな言い回し」というものが、外国人にとってはかえって分かりにくいこと、また、分かりにくいことを分かりやすくしようとしても、その言葉を探すこと自体が難しいということを知りました。
また、コミュニケーションに正解はないが、相手を尊重し、相手に伝えたいという思いをもって、言葉や表現を整理したり工夫したりしていくことで伝わりやすくなることも学ぶことができました。
（子ども学科 岡本弘子ゼミ3年 小野紗由海）
※「やさしい日本語」は外国人にわかりやすい日本語です。災害が起きたときに有効なことばとして考案されました。
（弘前大学人文学部社会言語学研究室ホームページより引用）
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研修会スライド
