人間学部

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Department of Child Studies 新宿キャンパス

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第19回子ども学科公開講座が開催されました

  • 第2部でのシンポジウム

7月27日(土)、人間学部子ども学科の第19回公開講座「保育者のキャリア発達」(新宿区・新宿区教育委員会後援、目白大学大学院生涯福祉研究科共催)を、目白大学新宿キャンパスで開催しました。
本年度の公開講座は、広島大学大学院教育学研究科准教授の中坪史典氏をお迎えし、第1部で基調講演をしていただきました。
中坪氏は、保育実践におけるフィールドワークを中心に、保育者の専門性の探究、保育カンファレンスや園内研修のデザイン、子どもの生活や遊びに関する研究を行っています。
今回は働き続ける保育者を支える「保育者のキャリア発達」について、中坪氏が出版された『感情労働』という著書に沿って、保育者に求められる感情労働の視点からの考え方を具体的なエピソードにより分かりやすく学ぶことができました。
また、第2部では中坪氏に加え、保育の現場から長瀬薫氏(認定こども園中野幼稚園中野どんぐり保育園園長)、原麻美子氏(東京児童協会白河かもめ保育園副園長)、そして本学子ども学科原孝成教授の4人によるシンポジウムを開催しました。
学期末の忙しい中、時間を割いて参加してくださった保育現場で活躍している現職の保育者や、将来保育者を目指す学生たちと共に活発な意見交換がされ、それぞれ貴重な示唆を得る機会となりました。

保育者の仕事には頭脳労働・肉体労働のほかに感情労働という側面があることをあらためて認識することができ、大変に有意義な時間となりました。