
子ども学科の青木豊教授が編著者として執筆した『乳幼児精神保健の基礎と実践 アセスメント支援のためのガイドブック』が刊行されました。
人間のこころは、胎生期から乳幼児期にかけて重要な発達の基礎が作られます。そのエビデンスが臨床から精神科学のいたる領域において集積されてきており、「乳幼児精神保健」の意義は、いっそう重要性を増しています。
発達障害をもつ乳幼児や死亡率の高い乳幼児虐待へのアセスメントと介入、育児不安を持つ養育者とその乳幼児へのアプローチ、代理養育(保育士、里親)の質など、いくつもの重要な乳幼児精神保健の課題があります。
本書はそうした課題を理解し、乳幼児のこころの発達を支えるためのテキストブックとして編まれました。クリニックや病院、母子健康センター、児童養護施設、保育園など、さまざまな場所で、乳幼児のこころの健康を支える仕事に携わるすべての方々の手引きとなる1冊です。
- 『乳幼児精神保健の基礎と実践 アセスメントと支援のためのがアセスメントと支援のためのガイドブック』
- 編著者:青木豊・松本英夫
- 発 行:岩崎学術出版社
- 発売日:2017年6月