
9月9日(土)から9月11日(月)に人間学部子ども学科西山里利ゼミの3年生11名が岐阜県高山市でゼミ合宿を行いました。今回のゼミ合宿の目的は、先入観を持たずに「飛騨民俗村・飛騨の里」でフィールドワークを行い、課題"保育学生が考える親子で楽しむ飛騨の里"に取り組み、発表することです。
フィールドワークでは、施設内を子ども・保護者・保育者目線でくまなく歩き、家屋の見学や昔の遊び等を体験しました。そこで得られた情報をもとに、3グループに分かれて、施設の環境を壊さない設定で課題に取り組みました。
成果発表会では、西倉良介副市長はじめ市議会議員、市職員等、約40名の市の皆様に向けて、検討結果を発表しました。子どもにもわかりやすい看板表示、参加しやすいスタンプラリーやクイズの改善、体験コーナーの情報や遊び体験の充実等の案が示されました。飛騨の里指定管理者の西倉憲司氏より、明日から活かせるアイディアがあったこと、次は飛騨の里の46年間の歴史をふまえて取り組んで欲しい旨、助言を頂きました。西倉良介副市長からは、問題意識を持ってフィールドワークすることの重要性、季節によって異なる新たな気づきがあること等について講評をいただきました。
これら課題学習の他、自由時間に飛騨高山大学連携センター担当者様の案内による朝市や古い町並の見学、市内観光も楽しみました。
学生たちは、発表による達成感や市の皆様への感謝の気持ちと共に、改善案と実現までに求められる準備・実行に移すまでの計画を含めて実現できるかを探る難しさを学ぶことができました。
今後も、西山ゼミでは、地域との連携を強化し、学内の授業では得られない学びの場・機会を設定していく予定です。
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独楽回し体験(飛騨の里) -
飛騨の里 家屋側からの全景 -
古い町並の見学 -
課題に取り組む様子 -
成果発表会場(高山市役所大会議室) -
質疑応答の様子