人間学部

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Department of Child Studies 新宿キャンパス

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子ども学科西山里利ゼミ3年生が高山市国府地区のフィールドワーク成果を国府支所にて発表しました

  • 公開成果報告会での発表の様子

8月27日(火)から8月29日(木)に、人間学部子ども学科西山里利ゼミの3年生7名が岐阜県高山市国府地区でゼミ合宿を行いました。目的は、テーマ「保育学生が考える親子で楽しむ宇津江四十八滝の検討」(①)として、検討結果を高山市国府支所と地域の皆さまに発表することです。
フィールドワーク先の宇津江四十八滝県立自然公園は、平成17(2005)年の高山市の合併に伴い、平成19年度(2007)から2年をかけて整備された5つの合併記念公園のうちの1つです。

初日は、高山市の子育て支援の取り組みとして、「まちひとぷら座かんかこかん こどもひろば」を見学し、運営委員長から概要説明を受けました。

2日目は、国府支所次長はじめ子育て支援課などのご担当者から、まちの取り組みについて概要説明を受けた後、宇津江四十八滝のフィールドワークを行いました。午後からは、国府児童館、障がい児通園施設 すくすく教室にて、子育て支援の実際を見学しました。さらに、白百合工房(飛騨の木工房の会 参加工房)から、TUMIBOBOなど、現在の取り組みをお話しいただきました。
宿泊先に戻った後、フィールドワークで収集した情報を抽出し、問題の抽出、改善策の検討を行いました。その過程で、「つどいの広場の検討」(②)にも取り組みたいとのゼミ生の積極的な意見を生かして、①、②の2テーマについて7名全員で取り組みました。発表の準備は深夜にまでおよびました。

3日目の公開成果報告会では、国府支所や国府地区の皆さまに向けて、成果を発表しました。主に、①では、子どもが滝のそばでも楽しめる遊び(水鉄砲)、幼児が行ける範囲の滝と遊歩道の改善策、②では、親子の交流を図るための広場活性化の具体的な方策を提案しました。また、表現方法を工夫し、模造紙・画用紙の制作物、スライド、iMovie(編集ビデオ)を組み合わせたプレゼンテーションを行いました。参加者から、保育学生ならではの気づきや改善策があったこと、短時間にもかかわらずよく検討されていたことなど、フィードバックを頂き、好評を博しました。本報告会の様子は、中日新聞8月31日朝刊にも掲載されました。

雨天による制約はありましたが、限られた中で、保育学生の視点で提案、発表ができました。今回の成果を今後のゼミ活動に生かしていきたいと思います。

  • まちひとぷら座かんかこかん 
    こどもひろば
  • 宇津江四十八滝のフィールドワーク
  • 飛騨とらふぐ料理を前に養殖の解説
  • 活発な質疑応答となりました 
    (国府児童館)
  • 療育の実際 
    (障がい児通園施設 すくすく教室)
  • 木のおもちゃTUMIBOBOの解説
  • 飛騨名物料理も堪能
  • 国府町まちづくり協議会
    会長からのフィードバック
  • 集合写真
    (合同合宿した東京都市大学の皆さんと)