人間学部心理カウンセリング学科 丹明彦准教授が執筆した『プレイセラピー入門-未来へと希望をつなぐアプローチ』(遠見書房)が刊行されました。子どもの心理療法であるプレイセラピーとはどのようなアプローチなのかについて、多くの事例を交えながら分かりやすく解説されています。
丹准教授の長年にわたる豊富な臨床実践経験から紡ぎ出される文章は、子どもたちへの優しさと思いやりに満ちており、大学院生や専門家はもちろん、
一般の方が読んでも泣き笑いしながら楽しめると好評です。
発達障がいの子どもたちや場面緘黙の子どもたちへの具体的な支援方法だけではなく、プレイセラピーの中で用いると効果的なボードゲームなどもたくさん紹介されており、何度も読み返したくなる一冊となっています。
なお、副タイトルは丹准教授の恩師であり、昨年末逝去された、元本学副学長・真仁田昭氏の子どもへのカウンセリングの教えを凝縮したものであるとのことです。
『プレイセラピー入門-未来へと希望をつなぐアプローチ』
著 者:丹 明彦
発 行:遠見書房
発行年月:2019年9月