10月6日(土)、新宿区立落合第二地域センターで、社会学部地域社会学科飛田ゼミ主催の「SDGsアクションフォーラム~広めよう!エコライフ~」が開催されました。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連において採択された2030年までに国際社会が達成すべき17の「持続可能な開発目標」のことですが、これは世界中のすべての人々が取り組むべき課題であるにもかかわらず、いまだ大学内外においても地域社会においても認知度は極めて低いと言わざるをえません。そこで飛田ゼミの学生たちは、新宿ユネスコ協会に入会し、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟青少年ユネスコ活動事業助成金をいただいて、主に新宿区内でSDGs推進のためのさまざまな活動に取り組むことになりました。本フォーラムもその活動事業の一環として、地元落合第二地区協議会とのコラボの形で、SDGsとは何か、持続可能な社会とは何か、地域の方々とともに考える勉強会を企画しました。
フォーラムではまず前半で、ゼミ生10名がSDGsについて発表。住民の方々にSDGsの概略を紹介するとともに、質疑応答では難しい質問にも一所懸命に答えていました。次に後半では、学生と住民が混成の4つの班に分かれて意見交換。各班でSDGsの17目標のうちの1つを選んで話し合い、キーワードを模造紙にまとめるというグループワークに挑戦しました。最後に、各班を代表して学生たちが話し合った内容を報告し合い、他班の発表にも興味深く真剣に耳を傾けていました。
司会進行からグループリーダーまですべてゼミ生が担当し、SDGsをテーマに住民との世代を超えた意見交換とグループワークができました。本フォーラム(プロジェクト)の実施を通じて、学生たちは地域の皆さまとの交流の中で、目標としていたSDGsの推進に少しばかり貢献することができて、有意義な時間を過ごすことができました。