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社会情報学科 柳田ゼミ、ITサービスの国際事業展開に関してオンライン英会話最大手のレアジョブと産学連携プロジェクトを開始!

2018年5月1日(火)より、オンライン英会話最大手の株式会社レアジョブ(東証マザーズ上場)と、社会情報学科専任講師、柳田志学ゼミナールによる産学連携プロジェクトがスタートしました。
株式会社レアジョブは、無料通話ソフト「Skype」を使用し、公用語が英語である優秀なフィリピン人講師とマンツーマンレッスンが出来るオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」を提供しています。また、フィリピンは東南アジア諸国の中でも英語学習者にとって最適な国とされており、その最大の理由がフィリピンの歴史にあるとされています。
かつて同国は第2次世界大戦後に米国の統治下にあったため、現在は英語が公用語とされており、いわゆる「なまり」が少ない米国英語を学ぶことができる国でもあります。
また、フィリピンは総人口1億人に対し平均年齢が23歳と圧倒的に若く、まさに今後の経済発展が見込まれる国として注目されています。
その一方で、日本とは異なり7500以上もの島から成るため、都市と地方の格差が激しく、雇用のチャンスが少ないことから高学歴の女性たちが能力を持て余す現状にあります。株式会社レアジョブは、この現状にいち早く着目したことで知られています。
フィリピン全土に眠る優秀な人材を活用する(雇用を創出する)とともに、日本において「英語を格安で学びたい」という日本人のニーズに応えるビジネスモデルを構築することに成功しました。また、「Skype」を用いることで、自宅にて仕事をすることを可能とし、極めて効率的な雇用環境を創出しています。
このビジネスモデルは、従来であれば決して成し得なかった事業が、ITサービスの普及により可能とした新たな国際ビジネスの一形態でもあります。このITサービスを用いることで、英会話講師となるフィリピン人は会社へ出勤することなく、いつでもどこでも英会話講師として業務を行うことが可能となりました。また、受講生の日本人も同様に時間・場所に制約されることなく、移動中のスマートフォンでも英会話を行うことができる時代となりました。
これはまさにCSR(企業の社会的責任)の発展形とされる CSV(Creating Shared Value=価値共創)のビジネスモデルを構築した好例といえます。

今回の産学連携プロジェクトは「ITサービスを用いた国際事業展開を行うビジネス」の最新動向をゼミ生自らが体験するとともに、その効果について実証することを1つの目的としています。また、英語能力の向上はあくまでも手段であり、最終的にはフィリピンの現地スタッフに向けて自分たちのさまざまな調査研究を英語でプレゼンテーションするとともに、その内容についてフィードバックを受けることを予定しています。 半年間のプロジェクトを遂行することで、本学の建学理念でもある「国際社会に生きる日本の力強い担い手に成長すること」を目指します。

株式会社レアジョブ 文教事業部