有名フードブランド企業の方々を講師として招き、実務でのマーケティングやブランド戦略を学ぶ社会情報学科の「フードブランド戦略論」。
11月29日(木)の授業では、カルビー株式会社海外事業本部の森川桜氏をお招きし、「カルビーのグローバル戦略」をテーマにお話しいただきました。
日本で開発された「かっぱえびせん」や「じゃがりこ」、「フルグラ」そして「さやえんどうスナック」などを、どのように海外市場へ適合させ販売していったのか、などカルビーのグローバル戦略についてご講演いただきました。
米国ではスナックの棚に並べられると不健康なイメージができてしまうため、"HARVEST SNAPS"(日本の「さやえんどうスナック」)を野菜売り場で販売したという話や、"顧客はそれにいくら払うか"をコンセプトに、コストリダクションをしたうえで、お求めやすい価格帯を実現するために、袋サイズを小さくして販売しているなど、具体的な事例をお話しいただきました。年間20回近くも海外出張をされているという森川氏の日々の仕事内容を聞き、特に女性の学生たちは大きな刺激を受けていたようです。