有名フードブランド企業の方々を講師として迎え、実務でのマーケティングやブランド戦略を学ぶ社会情報学科の「フードブランド戦略論」。
1月10日(木)の授業では、有楽製菓株式会社 マーケティング部の牧宏郎氏をお招きし「ブラックサンダーの開発・プロモーションについて」をテーマにお話しいただきました。
1994年に誕生したブラックサンダーは、30円で買えるお菓子として、特に若い消費者から支持されています。当時の有楽製菓の主力商品「チョコナッツスリー」の軽い食感と対になるような、ザクザクとしたハードな食感・満足感のあるボリュームを目指して開発された、という開発経緯などを解説いただきました。その後、関西の大学生協で人気になり、また国際的なスポーツ大会の選手が「ブラックサンダーが好物」と紹介したことから大ヒットとなった経緯、そして2013年にはブラックサンダーならではの世界観を活用して、「義理チョコ」として売り込んだプロモーション戦略のねらいなどをお話ししていただきました。講義後も学生たちからは積極的な質問が飛び交い、活発な講義の回となりました。