
協定書を手にする佐藤学長(左)と佐伯会頭
目白大学とさいたま商工会議所は、包括連携協定を結び、5月17日(火)に本学岩槻キャンパスにて調印式を行いました。
この協定は、さいたま市に岩槻キャンパスがある目白大学と、地域の総合経済団体であるさいたま商工会議所が相互に連携し、産学連携による活力ある地域社会の形成および学術の振興に寄与することを目的としています。
調印式では、さいたま商工会議所・佐伯鋼兵会頭と、目白大学・佐藤郡衛学長が協定書に署名。今後予定している連携事業について、力強く語り合っていました。
今回の協定に基づく中核事業となるのが「SMAP事業(Saitama Mejiro Active Project):目白大学とさいたま商工会議所の連携による看護支援を中心とした医療機器等の開発プロジェクト」。これは、看護現場のニーズとものづくり企業の技術のマッチングを行い、新たな医療機器等の開発を目指す取り組みです。本学の認定看護師教育課程で学ぶ学生を対象に、授業の一環として、QOLの向上や病棟業務の効率化、医療事故防止などにつながる「医療機器等開発コンテスト」を実施。優秀作品はさいたま商工会議所会員企業が製品化を図り、病院等での活用を推進します。
認定看護師教育課程におけるこうした取り組みは、埼玉県内で初とのこと。今後、本学の保健医療・看護の教育実践の強みを活かし、さいたま市の産業振興、地域の活性化やまちづくりの推進をはじめ産学連携による研究開発や人材育成の面でも協力・連携していきます。