平成16年度 「特色ある大学教育支援プログラム(GP)」に採択されました。
平成16年7月30日、文部科学省の「平成16年度 特色ある大学教育支援プログラム(Good Practice)」に、第2テーマ「主として教育課程の工夫改善に関するテーマ」に申請した目白大学人文学部の「教養教育における基礎学力養成計画『連携』」が採択され、本学の熱心な取り組みが高く評価されました。
取組の概要と採択理由
| 大学・短期大学名 | 目白大学 |
| 応募テーマ | 主として教育課程の工夫改善に関するテーマ |
| 取組名称 | 教養教育における基礎学力養成計画『連携』 |
| 申請単位 | 学部単位 |
取組の概要
高等教育の大衆化が進み学力の低下が顕在化する中で、小規模大学がその特性を活かして、基礎的学力養成と学習意欲喚起とを柱とした教養教育の充実をはかることである。取組の重点目標として、以下の三点を設定した。
第一は日本語スキル(読む・書く・聞く・話す)達成、第二は基礎学力を実践的に応用する場の設置、第三はカウンセリング的内容を取り入れた個別指導の強化である。取組の特色も三点で、(1)統計分析による客観的な成績調査の導入、(2)徹底して地道な教育指導、(3)目標達成のための、授業科目・教員・大学職員・学生・外部機関等の間の有機的連携である。
取組は、平成13年4月から開始し、重点目標それぞれに実績をあげている。日本語スキルでは、入門的専門書講読・小論文作成等で、設定した数値目標を達成した。実践的応用では、現場研修を取り入れた授業で、社会性や職業意識を涵養することができた。個別指導では、導入教育用教科書『大学入門』を発行、人文学部データベースシステムを設置した。
採択理由
この取組は、教養教育における、日本語スキル等を中心にした基礎学力の養成を目標に、平成13年度から開始された比較的新しい教育プログラムですが、学生の学力到達段階データベースを活用した懇切な指導・支援により、学生の基礎学力向上に成果を挙げている優れた取組です。
近年の学生の基礎学力向上は他の大学でも大きな課題となっていますが、この取組は日本語スキル等の向上に焦点をあてて、成績のデータベース化と評価、少人数教育、時間割の工夫、評価ペーパー開発、「大学入門」テキストの発行等体系的な教育プログラムであり、他の大学にも参考になる取組になっています。今後、この取組の全学部への波及、さらにデータベースの個人情報保護の工夫、専門課程との接続の工夫、学生の参加などにより、一層の成果が期待できます。
「特色ある大学教育支援プログラム」(GP:Good Practice)について
文部科学省が大学教育の改善に資する様々の取組のうち、特色ある優れた取組事例、特に真摯な教育努力を継続的に積み重ねて着実に成果を挙げている取組事例等を選定するプログラムです。
選定された事例については、広く社会に情報提供することで、今後の高等教育の改善に活用、国公私立大学を通じ、各大学及び教員のインセンティブになるとともに、他大学の取組となり、高等教育の活性化が促進されることを目的とするものです。
平成16年度は全体で534の国公私立大学・短期大学が申請、58の大学・短期大学が採択されました。
本学が申請をした第2テーマ「主として教育課程の工夫改善に関するテーマ」のグループでは、全国から156の大学・短期大学が申請をし、17件(採択率10.9%)が採択されました。