今、家族はどうなっているのか?

目まぐるしく時代が変動する中、家族という最も身近な社会集団のありようも大きく変化しているように感じさせられます。今日的な家族のありようについて、長年カウンセリングを通じて家族について考えてこられた信田さよ子先生にご講演いただきます。
<講師より>
原宿というにぎやかな街の片隅で開業心理相談機関を運営して23年が経った。精神科医療や公的機関を選ばないクライエントを対象とし、スタッフ10名が連携して家族全体にかかわる相談システムをとっている。また個人カウンセリングに加えてグループカウンセリングや心理教育的プログラムも実施し、依存症の自助グループや弁護士との連携も多い。1970年代からアルコール依存症を通して家族の暴力にかかわってきたが、「力における非対称性」という視点から家族をとらえる必要を感じている。そのような立場から、現在の家族について考えていることを、DVや虐待、母娘関係などを具体例として述べてみたい。
- 日 時:2018年12月1日(土)13:00~15:00(受付12:30)
- 会 場:目白大学新宿キャンパス 10号館9階交通アクセス
- 対 象:本講演にご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。
- 参加費:無料
- 主 催:目白大学心理カウンセリングセンター
[講師プロフィール]
信田 さよ子(のぶた さよこ)
1946年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。1995年、原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、DV、子どもの虐待などに悩む本人や家族へのカウンセリングを提供している。主要著書『DVと虐待』(2002年)『母が重くてたまらない』(2008年)、『それでも、家族は続く』(2012年)『アディクション臨床入門』(2015年)、『母・娘・祖母が共存するために』(2018年) 。
申し込み方法
以下の申し込みフォームにて受付いたします。
申し込み期限:2018年11月28日(水)
申し込みフォームお問い合わせ
- 目白大学 心理カウンセリングセンター
- TEL:03-5996-3137
- FAX:03-5996-3056
- E-mail: