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2019年度 目白大学心理カウンセリングセンター 公開セミナー

2019年度で目白大学心理カウンセリングセンターも開設19年目を迎えました。おかげさまで医療や教育、福祉、産業など他領域との連携も深め、地域資源として多くの方にご利用いただいております。その間に、心理臨床に求められる役割も多様化し、専門家には基礎と実践のバランスをいかにとるかが、ますます重要になっています。

本年度は、全体会(75分)と4つの分科会(90分)の二部構成でワークショップを企画いたしました。皆様と共に、実践に活かしていく学びの機会にできればと考えております。

お忙しい時期ではございますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

  • 日 時:2019年8月31日(土)13:30~受付開始 

  • 時 間:全体会14:00~15:15 分科会15:30~17:00
    ※全体会と分科会のうち、どちらか一方のみのご参加も承ります。

  • 場 所:目白大学新宿キャンパス 10号館

  • 対象者:心理、教育、福祉、医療に携わる専門家・大学院生・大学生をはじめ、各セミナーに関心のある方でしたらどなたでもご参加いただけます(ただし、分科会③は除く)

  • 定 員:全大会は100名、分科会は各25名

  • 参加費:無料(ただし、事前申し込みは必要

全体会(14:00~15:15)

「睡眠障害と睡眠導入剤」

講 師:庄司 正実
(心理カウンセリングセンター長、精神科医)

心理士をはじめとするコメディカル・スタッフの中には、精神科治療薬の名前(あるいはその薬が処方される精神疾患)は何となく知っていても、その作用機序については理解しにくく感じる場合が多いのではないでしょうか。

この全体会では、様々な精神疾患や日常生活の不振に見られる睡眠障害に焦点をあて、そのメカニズムについて解説します。またその治療に用いる睡眠導入剤がどのように作用するのか、患者さんのどのような訴えに対してどのような薬剤が処方されるのか、精神科治療の実際をお伝えします。

(定員100名)

分科会(15:30~17:00)

  • 1.「アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の実践入門」

    講 師:髙橋 稔
    (心理カウンセリングセンター次長、公認心理師、臨床心理士)

    アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)は、第3世代の認知行動療法の一つとして臨床心理学界では注目されてきました。科学的な立場に立つ行動主義的な認知行動療法の中でも、ACTの基盤となる応用行動分析学は、自発的行動の特徴を理解し、積み重ねた知見を応用することを特徴としています。

    このセミナーでは、こうした背景について触れながら、これから実践していきたいと考えている方々に向け、その基本となる考え方や運用について取り上げ、すぐに始めることのできるガイドラインを提供したいと考えています。
    (定員25名)

  • 2.「同性愛と精神分析」

    講 師:堀川 聡司
    (心理カウンセリングセンター助教、公認心理師、臨床心理士)

    精神分析における性理論は、数々の批判にさらされつつも、革新的な人間理解を示してきました。とりわけ「同性愛」に関しては、保守的な立場を維持した時期もあった一方で、セクシュアリティ全般を考え直す多くの視座が提示されています。

    本セミナーでは、精神分析が「同性愛」をどのように捉えてきたかを歴史的に振り返ります。さらに「エディプス・コンプレクス」、「心的両性性」、「原初的同性愛」などの概念も紹介しつつ、その理解を深めることを目指します。

    (定員25名)

  • 3.「WISC-Ⅳの基本的な解釈と特性に合わせた支援」

    講 師:浅野 朗子
    (心理カウンセリングセンター助教、公認心理師、臨床心理士)

    今日、専門家として子どもと関わる際に得意・不得意に配慮することは必須となりつつあります。本セミナーでは、まず検査結果の見方や特性の把握について、行動観察も踏まえながら基本的なポイントをおさえます。そして、架空の事例をとおして支援方法についても検討します。

    ※守秘義務の都合上、参加は子どもの教育・支援に関わる専門家に限らせていただきます。お申し込みの際にご職業を必ずご記入ください
    (定員25名)

  • 4.「プロの応答技術のエッセンスを身につける−聞き返しを科学する−」

    講 師:橋本 塁
    (人間学部心理カウンセリング学科助教、公認心理師、臨床心理士)

    医療、教育など、対人援助に携わる専門家として身につけることが望まれる応答技術の1つに「聞き返し」があります。「聞き返し」は、対話を安定させたり、相手の本音を引き出したりすることに役立つなど、対人援助職はもちろんのこと、他の職業における業務や、友人関係や子育てなどの日常生活にも役立つ応答技術の1つです。

    本セミナーでは、「聞き返し」の効果的な使用法を心理学的観点から整理するとともに、日常生活を題材にしたエクササイズを通して、一般の方は日常生活で活用できるプロ顔負けの応答技術のエッセンスを身につけること、そして専門家の方は今まで以上にご自身の応答技術を意識的に操ることが出来るようになることを目指します。
    (定員25名)

<申し込み方法>

申込フォームに①、②、③をご記入下さい。

申込期限:8月27日(火)

①全体会参加ご希望の有無

②ご希望の分科会の番号

*4つの分科会から第2希望までお選びいただけます。ただし定員の関係でご希望に添えない場合がございます。その場合にはご連絡を差し上げます。全体会のみの参加も可能です。

③ご氏名・ご職業・ご住所・お電話番号・ご連絡先(E-mail)

*個人情報は本学規程に基づき、厳格に管理いたします。

申し込みフォーム

  • 本講座は記録のため、ビデオ・写真撮影・録音等を行っております。予めご了承ください。
  • 当日は駐車場がございませんので、お車での来場はご遠慮ください。
  • ご不明なことは下記宛までお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先

〒161-8539 東京都新宿区中落合4-31-1
目白大学 心理カウンセリングセンター 公開講座 係
TEL: 03-5996-3137
E-mail: