新着情報

  • NEWS
  • イベントは終了しました

東京都立久留米西高等学校の1年生が人間福祉学科の授業を体験しました

東京都立久留米西高等学校1
車椅子の各部位の役割を知り、いざ実践。
狭い通路に悪戦苦闘する場面も

8月28日(月)、東京都立久留米西高等学校の1年生40名が、上級学校訪問及び授業体験を目的に本学新宿キャンパスを訪れました。同校の訪問は今年で4回目。午前午後にわたり、人間学部人間福祉学科で福祉について学びました。
午前中は、荏原順子教授による講義『福祉って何をする仕事?』で、福祉職や、福祉の知識を活かした職業に関する授業を受講しました。とくに本学学生の卒業論文を題材に、「自分の興味」から進路を選択をした事例には、強い関心を示していました。
続いて、在学生によるトークセッション。『なぜ私たちは福祉という進路を選んだのか? ~先輩たちに聞いてみよう!』と題し、学生4名が、進路選択のきっかけや、大学生活について語りました。年齢の近い先輩の体験談は、高校生たちの興味を強く惹きつけたようです。
昼食をはさんで、午後は運動着姿に着替え、体験実習に挑みました。まず、浅野いずみ専任講師による『車椅子介助体験~安心して乗ってもらうために必要なこと』では、「車椅子は命を乗せる」という観点から、その動かし方のポイントについてレクチャーを受け、二人一組となって実践しました。思うように動かすことができず四苦八苦していましたが、押す側も乗る側も体験したことで、どのような配慮が必要なのか具体的に実感できたようです。
続いて天野由以専任講師による『コミュニケーションの第一歩は第一印象』では、第一印象が相手に与える影響について学びました。受験での面接や、部活動に入部する時など身近な場面を想定した講義は、実生活の中で活かせる実践的な内容で、高校生たちは興味津々の様子でした。
本学での授業が、高校生たちにとって有意義な時間となり、福祉や介護、そして自身の将来を考える際の、気づきやヒントになることができればと願っています。

  • 東京都立久留米西高等学校2
    福祉の知識は将来どのように活かせるのか、学びました
  • 東京都立久留米西高等学校3
    在学生の率直な体験談を聞き、和やかな雰囲気に
  • 東京都立久留米西高等学校4
    円滑なコミュニケーションとは?
    実生活でも役立ちそうです