外国語学部

日本語・日本語教育学科

Department of Japanese and Japanese Language Education 新宿キャンパス

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日本語・日本語教育学科専門科目「日本語教育実習」の報告書をまとめました

2020年度日本語教育実習報告書

今年4月に、2020年度の実習生の活動記録をまとめた『2020年度日本語教育実習報告書』を刊行しました。この報告書は2020年4月にスタートした「日本語教育実習」の内容をまとめたものです。日本語教育実習は通年科目で、春学期の「日本語教育実習1」、夏休み期間中の「日本語教育実習2」、秋学期の「日本語教育実習3」で構成され、各実習のさまざまな活動に取り組みます。開講2年目の2021年度は計23名が履修しています。

春学期の「日本語教育実習1」は、対面授業で実施しました。学期前半の講義のあと、実習生は数名ずつのグループで、他の実習生を学習者役として模擬授業を行いました。そして、学期末には外国人留学生を教室に招いて「教壇実習」を行いました。実習生たちはグループで協力して授業案や教材を作成し、実際に日本語で日本語を教えるという経験をしました。

「日本語教育実習2」では、8月中旬から9月中旬にかけて、外部の日本語学校において実習を行いました。実習生たちは、教育経験豊富な日本語教師の授業見学や学生との交流を通して、日本語教育の現場を自身の目で確かめる機会を持ちました。そして、教壇実習の仕上げとして、最終日には1人で教壇に立ち、授業を行いました。

秋学期の「日本語教育実習3」は9月下旬にスタートします。2021年度はコロナ禍により、海外での対面実習(台湾、韓国、オーストラリア)は行われませんでしたが、オンラインでの交流会や授業支援などを企画しています。実習生たちが今後どのように成長していくのか、非常に楽しみです。日本語教師として必要な知識や技術を身につけ、将来、国内外で活躍してくれることを願い、実習担当教員一同応援していきます。