保健医療学部

作業療法学科

Department of Occupational Therapy さいたま岩槻キャンパス

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作業療法学科の教員が、ロンドンとエディンバラへ視察研修に行ってきました

Queen Margaret Universityの広大な敷地(エジンバラ)

8月26日(日)から約1週間、保健医療学部作業療法学科の教員が夏の海外作業療法視察研修として、イギリスの作業療法事情の視察をしてきました。
参加メンバーは、作業療法学科長 會田玉美教授、小林幸治准教授、野村健太専任講師、木口尚人助教に加え、保健医療学部長 小林修二教授、目白大学大学院リハビリテーション研究科の院生、臨床で働く作業療法士、人間作業モデル研究所の山田孝氏など、学内外のメンバー計9名です。

英語で研究について発表
(Queen Margaret Universityにて)

始めに訪れたのは、スコットランドの首都Edinburgh(エジンバラ)。イギリスで2番目に観光客が多い街です。とても歴史のある街で、城や教会などの世界遺産に囲まれていました。また、近くには海や山の自然も広がり、日本とは一味違う絶景を見ることができました。

Edinburghでは、Queen Margaret University(クイーン マーガレット大学)と、Graham Anderson House(グラハム アンダーソン ハウス)を視察しました。
Queen Margaret Universityでは、授業で農作業を取り入れ、学生さんが実際に農作業を体験しながら、作業療法に必要な知識や技術を習得する授業を行っているそうです。大学を見学した後、今回の参加メンバーによる研究テーマの発表、さらに、目白大学とQueen Margaret Universityで共同研究ができないかディスカッションを行いました。また、大学院生として留学している日本人作業療法士の方と一緒にランチをして情報交換をする機会があり、より深い情報を得ることができました。

とてもきれいな作業療法室
(ロンドンのthe Royal Hospital Nelo disabilityにて)

Edinburghの次はLondonに行き、the Royal Hospital Nelo disability(ロイヤルホスピタルニューロディサビリティ)、Fulham Good Neighbors(フラムグッドネイバーズ)、the Age UK(エイジ ユーケー)、British Association Occupational Therapist(イギリス作業療法士協会)の、計4か所を視察しました。
the Royal Hospital Nelo disabilityは、神経難病を罹患(りかん)した患者さんを専門とした病院で、作業療法士はさまざまな活動を通して患者さんのスキルや心の支援を行っていました。グループでの料理教室や、プロジェクトマッピングで好きな写真や動画を映しながら行うトレーニングなど、どれも楽しそうなプログラムばかりでした。

夏の海外の作業療法視察研修は、今回で3年連続3回目です。教員だけでなく、大学院生や臨床で働く作業療法士の方と貴重な体験ができました。来年も多様なメンバーで、海外の取り組みを視察する機会を作っていきたいと考えています。