保健医療学部

作業療法学科

Department of Occupational Therapy さいたま岩槻キャンパス

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作業療法学科2年生が臨床実習前のOSCE2(客観的臨床能力試験)を行いました

1月13日(木)、保健医療学部作業療法学科2年次の臨床実習前の実技試験OSCE(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験)を行いました。OSCE(オスキー)とは、臨床実習に出る前に、必要なスキルが身についているかを確かめる試験です。

今回のOSCEでは、患者役とコーディネーター、フォローアップは学科教員が担当し、評価は臨床の作業療法士である外部評価者の方々とオンラインで試験場とつなぎ、ハイブリッドで実施しました。タイムキーパーなどそのほかの運営は4年生の協力学生の力を借りて、無事進めることができました。

学生は、身体領域と精神領域の2課題を受験しました。身体領域では患者の身体機能検査を、精神領域ではチェックリストを活用しながら、現在の患者の状態についてアセスメントを行いました。学生たちはこの2年間で学んできた専門知識と技術を最大限に発揮しようと、一生懸命に取り組んでいました。試験後すぐに、外部評価者からコメントをもらい、実習に向けての改善点や伸ばす点を明確にしました。その後、同じ試験時間に受験をした学生5〜6名のグループでフォローアップ担当教員と反省会や意見共有の時間を設けました。できたことや改善点などを学生同士でと共有しながら、実習に向けて課題を整理する事ができました。

OSCEを終えた学生は、臨床実習(2施設を各2週間)に参加します。実習が始まるまでの期間では、準備をしっかりと整えてほしいと思います。そして今まで学んできた知識と、今回のOSCEで得た経験や学びを、臨床実習の場で生かしながら、たくさんのことにチャレンジしてきてください。