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大宮失語症友の会の皆さんと本学学生
5月から7月にかけて言語聴覚学科の3年生が失語症当事者の会である大宮の失語症友の会、港区失語症友の会「みなとの会」に参加させていただきました。
友の会に参加されている皆さんは、年齢層が幅広く、病気を発症してからの経過や失語症の重症度や症状もさまざまです。3年生は、この4月から失語症について学び始めたばかりで、まだまだ知識は十分とは言えません。それでも失語症のある方の意図を理解しようと努力し、ジェスチャーを交えたり、文字を使ったり、様々な工夫をして意思疎通を試みて熱心に参加していました。
終了後は、学生からいきいきとした感想がたくさん聞かれました。
＜参加学生の声＞
- 近況報告の時間では、どんなに時間がかかってもその人が言い終わるまでは聞くという周りの雰囲気がすてきだった。
- 失語症のある方にお会いする機会があまりないので不安だったが、友の会の皆さんは、私とも前向きに会話をしてくださりうれしかった。
- 短い時間だったが、失語症のある方とのコミュニケーションの取り方などを学ぶことができた。今回学んだことを今後の実習に生かしていきたい。
- 障がいだけにとらわれず、その人個人に目を向けることの大切さを改めて実感した。
- 元通りに改善されることは難しいとは思うが、私も言語聴覚士になって一緒に訓練をさせていただきたいと思った。
大宮失語症友の会および港区失語症友の会「みなとの会」の皆様、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
教員一同、本学科の学生が失語症のある患者さんやご家族の方に頼りにされる言語聴覚士となれるよう、全力で支援していきます。
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熱心に失語症のある方のお話を聴く3年生 -
文字を活用して意思疎通を試みています
