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子ども学科の山中智省専任講師が分担執筆した『メディア・コンテンツ・スタディーズ』が刊行されました

  • Part 2 論考「05 「読む」ことの最前線へ―ライトノベルがひらく可能性」を山中専任講師が執筆

人間学部子ども学科の山中智省専任講師が分担執筆した『メディア・コンテンツ・スタディーズ―分析・考察・創造のための方法論』が刊行されました。 本書は、文学やTV番組、アニメや特撮、ライトノベルやキャラクターなど、学生の皆さんの身近にあり、すっかり馴染み深い存在となったメディア・コンテンツについて学びたい人のための研究入門書です。

冒頭ではまず、本書の編者の一人である岡本健・近畿大学准教授が執筆した「メディア・コンテンツの分析・拡張・創造―情報社会の進展とコンテンツ研究・教育の必要性」を通して、メディア・コンテンツに関する基礎知識と本書のねらいが示されます。そして、メディア・コンテンツ分析の手法や成果をまとめたPart 1「メディア・コンテンツを理解する」、メディア・コンテンツの範囲をより拡張していくPart 2「メディア・コンテンツを拡げる」、コンテンツの「創造」を扱ったPart3「メディア・コンテンツを創る」の3部に分けて収録された多彩な論考によって、メディア・コンテンツを分析し、拡張し、創造するための視座や方法が豊富な事例とともに解説されています。総勢19名にのぼる執筆者によって制作された本書は、学生の皆さんの興味・関心に従ってメディア・コンテンツ・スタディーズへの扉を開く、貴重なガイドブックとなってくれることでしょう。

なお、山中専任講師はPart 2に収録された論考「05 「読む」ことの最前線へ―ライトノベルがひらく可能性」」を執筆しており、ライトノベルから見た現代日本の読書の現状に迫っています。

『メディア・コンテンツ・スタディーズ―分析・考察・創造のための方法論』
編 者:岡本健・田島悠来
発 行:ナカニシヤ出版
発行年月:2020年7月